映画『寝ずの番』を映画館で観てきました。
原作は中島らもさん(故人)の小説、上方の落語家のエピソードが満載の作品でした。らもさんが生前、交友のあった桂吉朝さん(故人)や桂雀松さんとの酒席での聞き出したものを小説化したそうな。原作の文庫版(講談社文庫)で解説された吉朝さんが最後に「我々に印税が入ってこないのはおかしいのとちゃいますか?」とコメントしていましたが、あちら(天国)で、印税もらいはったかな?

大阪弁のドラマや映画で気になるのはイントネーションなんですが、(ネイティブでない)みなさんの大阪弁のイントネーションもまあ悪くなかったです。落語の指導は米朝一門のかたがされたようです。ファンからすれば、しぐさって気になるもので。

みなさん好演で、とくに長門裕之さん扮する笑満亭橋鶴(明らかに六代目松鶴師がモデルだと思いました(笑))と一番弟子橋次(笹野高史さん)とのやりとりは絶妙でした。

ちなみにこの作品、えげつないほど性的表現(いわゆる放送禁止用語)が多くて(R15指定なのはその為)、せっかくの役者さんの名演技がおそらくテレビ放送では拝めないと思います。
ぜひ映画館またはDVDでお楽しみを。

リンク:
寝ずの番@角川ヘラルド映画
寝ずの番公式サイト powered by ココログ
(いずれもパソコンで見て下さい)

以下、アフィリエイト。
講談社文庫版での解説は(前述で触れましたが)吉朝さんがされています。
文体がとげとげしていなくて、読んでてほのぼのします。
今でも吉朝さんが亡くなられたのが実感として沸いていないのだけども。

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