7b85a774.jpg金曜日は定時で仕事を終え、鶴橋での桂九雀さんの落語を聴いてきました。

会場はJR鶴橋駅から千日前通を渡り、環状線高架の左側を50mほど歩いたとこに「雀のおやど」と書かれた提灯が。間口の狭い倉庫の傾斜のきつい階段を上がると畳敷きの部屋があり、そこが会場でした。「雀のおやど」とは、ここをホームグラウンドにしている桂雀三郎さんの名前からとっているだけではなくて、会場の形状(雀の巣のような)からもとっているのでしょうね。

この日の演目は以下の通り。

「手水(ちょうず)廻し」桂雀五郎
半分雪」桂九雀
対談桂九雀・小佐田定雄(落語作家)
(中入り)
「五段目」桂九雀

「半分雪」は江戸落語では「富士の雪」とか「垢相撲」とか呼ばれている噺だそうで、その題の美しさの割にサゲが美しくなかったですね。
九雀さんの小佐田さんの対談は、主に本日の噺の解説が中心。
あと小佐田さんが執筆された「5分で落語のよみきかせ」の執筆裏話も。落語(古典・創作含め)を子供達に5分で読み聞かせられるよう判りやすく紹介ということで、数多く噺があれど、かなり絞り込まれるのだそうです。
#大人の色気モノの噺はできない。「三枚起請」だと、まず遊女の説明をしなければならないから(笑)と仰ってました。

中入り後は、九雀さんの「五段目」。
歌舞伎の仮名手本忠臣蔵五段目の下り(山崎街道の場面ですが)を田舎芝居で演じられる噺なのですが、実際舞台に経った役者達はドジを踏み続け・・・。九雀さんの好演に場内は老いも若きも爆笑でした。
九雀さんは小佐田さんとの対談の中で、この噺のことに触れ、以前ある落語会で”ある噺家さん”(九雀さんのページには、その”ある噺家さん”の名前が)がこの噺を演じていたのですが、「僕なら、こう面白く演じられるであろう」とこの噺をやってみたくなったそうです。
…九雀さんの「五段目」を聴き終えて、その染左さんの「五段目」も聞き比べてみたくなりました(笑)



リンク:
『雀のおやど』柿落とし(会場の中の写真が載っています)
落語の定九日@(九雀さん主宰)落語工房ホームページ


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