633f5b0b.jpg15日土曜日の夜の部(17時半〜)に行ってきました。


この回の演目は以下の通り。

「開口0番」桂文太
「またも華々しき華燭の典」(桂三枝・作)桂三弥
代書」桂雀々
「東玉と伯團」旭堂南北
(中入り)
「ズバリ当てま賞『ん』の四十八番」桂文太
船弁慶」桂雀々
プレゼント抽選会 桂文太・桂三弥


”トップバッター”三弥さんの話は彼の師匠である三枝さんの作。再々婚のセレモニーの噺。3度も仲人を務める事になった人は大変でしょうね。そりゃ3度目となれば一旦断るわな(笑)。お祝いもっていくほうも3度もして、それでも同じ額せなアカンのやろかどうか?
この日のメインの雀々さんは、田辺寄席は若手のときに出て以来25年近くなるんだそうです。南田辺駅前商店街のボロく暗いアーケードや、田辺寄席の会場雰囲気はまったく替わっていないと高座の上からしみじみされていました。
「代書」は雀々さんの師匠である枝雀さんからの口伝なのかな?(この噺は枝雀さんの十八番でしたね)。実際に目の前で演じているのは雀々さんなんですが、その後で枝雀さんの姿がフラッシュバックしてような錯覚を感じました。・・・以前聴いた春團治さんや現・小米さんとはまったく雰囲気の異なるものでした。小米さん演じる鳥取弁の客とのやりとりの「代書屋」も結構好きなんですが。
今はパソコン全盛時代ですが、やはり役所にもっている正式な文書を出そうと思ったら、やはり詳しい人にお願いしたほうが・・・。代書屋を現在に当てはめると、行政書士さんがそれに当たるのでしょう。

雀々さん「代書」のあとは、講談を生で聴くのはほぼ初めてだった(以前1回だけ聴いたことがあるようなないような記憶が確かでない(苦笑)。

中入り明けの「ズバリ当てま賞」の正解はAの『ん』でした。
五十音図を駆使しての言葉遊びから生まれた噺なんだそうです。藝界には「ん」のつくのが多いのですね(笑)

トリは雀々さんの『船弁慶』。天神祭近しということもあり、この噺が選ばれたのかな?去年のNGKでの「桂文珍独演会」で聴いて以来。あのときも爆笑したけど、今回も爆笑。雀々さん演じるお松さんが”大阪のリアルおばちゃん”やし迫力も満点(笑)でした。雀々さんは前の『代書』含め2席とも熱演でした。
『船弁慶』は本ブログでも以前触れたかもしれませんが、義経一行が平知盛の亡霊と闘う話ですね。昨年の大河ドラマ『義経』でも出てきましたね。義経一行が京から西国へ落ち延びるため、船を出そうとしたのが摂津国尼崎大物浦。今でいう兵庫県尼崎市の大物(だいもつ)です。阪神電車の大カーブがあるところですが、歴史ある名前なんですね。

田辺寄席は、これで2回目ですが、楽しかったです。
お客さんの反応もよいので、演者さんもやりやすいかも。



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