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18日夜は天満天神繁昌亭でのこけら落とし公演の夜の部に行ってきました。
会場の客層(2階席を見ると)は若い人(とくに女性)が多いように思いました。鶴瓶さん見たさの人が多かった印象でした。

演目は次の通り。

桂ひろば「兵庫船
月亭八天「饅頭こわい
笑福亭鶴笑「立体西遊記」
森乃福郎「中風小便」
笑福亭鶴瓶「堪忍袋
(中入り)
「口上」三枝・春之輔・きん枝・鶴瓶 司会:福郎
桂きん枝(マクラのみ)
桂春之輔「たちぎれ線香


開口一番ひろばさんは「兵庫船」。ひろばさんから福郎さんまでマクラは無く本編だけ。
八天さんは「饅頭恐い」。アドリブを織り交ぜなら明瞭な語り口。途中の「”はちみつ”嫌いだんねん」に会場爆笑。

鶴笑さんは人形を使ってのパペット落語「立体西遊記」。足や膝につけた人形を使って、理屈抜きの爆笑落語に。会場は大ウケ。これで世界20カ国を回ったそうで。判りやすいのでどこでもウケたでしょうね。

福郎さんの「中風小便」は昔、大丸屋の先祖が女房の小用の音で占いをして成功をしたと言う話を聞いた男が家に帰り、自分の女房の音で判断しようと無理やり済ませたばかりだと言う女房に再びトイレに行かせてその音に済ませる噺。

先代から受け継いだ珍品らしいですが、まあ綺麗な噺や無かったです。小便の音を何遍も表現して、女性ファン多しの会場は激ひき(笑)
あと「中風」が差別用語に当たると思うので、恐らく放送禁止な噺でしょう。

鶴瓶さんはマクラで、春之輔さんとのエピソードを披露。所謂”鶴瓶噺”で会場を爆笑に。本編では「堪忍袋」を披露。少し早口。マクラが延びて、時間がなかったのかな?・・・あの早口、年配層はちゃんと聴き取れたかな?

中入り明けは「口上」。
愛知三河で落語会を済ませた桂三枝会長が新幹線で帰阪後、駆けつけられました(当初は予定になかったらしいが、公演の様子が気になったのでしょう)。口上では舞台の上に飾られている桂米朝さん直筆「楽」についてのエピソードが披露されました。
米朝さんは「笑いがみなさんの薬(くすり)になるように。でも草かんむりが付いていると、本格的にならないので取りました」旨のことを云われたそうです。
その他はメンバーを見ての通り、爆笑の連続でした。
この日は2階席の最後部でしたが、舞台がとても近く拝めました。
出演者みなさんの頭髪も・・・三枝会長は分け目の髪が減ったことが判りました。年齢もあるんでしょうが、繁昌亭についての気苦労があったんでしょうね。


口上終わって、きん枝さんは、ネタなしのマクラのみ。
昨年亡くなった文枝師匠とのエピソードなど。入門後の修業期間(通い弟子)のことの師匠宅でも食事のとき、師匠が見ているテレビを勝手に変えたらしい(笑)。家で居たときの習慣のままだったらしいですが、師匠は呆気。「オマエは客やない」と云われたそうです。

トリは春之輔さんが「たちぎれ線香」をたっぷり30分以上。
この公演のためにネタおろし(初演)されたそうです。序盤は、言葉の頭に「えー」が入っていましたが、後半はそれもなくなりスムーズに。観客を聴かせていました。

公演終了後、ロビーの売店でグッズを物色していると、売店の係員(女性)に声を掛けるコージー冨田氏の姿が目に入りました。・・・”本物”を直(じか)に研究されに来られたのかな?と思いましたが、よく見ると普段着姿の鶴瓶さんでした(笑)


リンク:
天満天神繁昌亭
桂三枝の落語的日常(ブログ)
笑福亭鶴笑公式ページ


なお会場、飲食はロビーでお願いしますとのことでした。
あの狭いロビーではなかなかゆっくりできないのが難。