20061017島之内1火曜日はワッハ上方ワッハホールでの島之内寄席に行ってきました。
この日は気になる落語会には目白押しで、京橋のスーパー3階では露の都さん主宰のビギン寄席。ワッハのレッスンホールではつく枝・花丸・生喬・こごろうの同期入門4師による「出没!ラクゴリラ」。地元東住吉では「林家亭」もあったのですが、結局島之内にしました。

演目は以下の通り。

商売根問」森乃石松
豊竹屋」桂かい枝
寄合酒」桂団朝
掛取り」林家染丸
(中入り)
「祇園舞妓自動車教習所」桂小春團治
親子茶屋」桂米輔

会場についたのは、かい枝さんの高座が終わりかけのころでしたので、実際ちゃんと聴けたのは4席でした。
団朝さんは、ギャラの支払いなどお金に関する話をボヤキ交えながらもメリハリある口調で場内を沸かせていました。あと団朝さんは京都南座での西郷輝彦さんの舞台にも出演されているそうで、その公演での裏エピソードも。
「寄合酒」は旨い食べ物が多く出てくる噺ですね。メシ食わず空腹なままで島之内に駆けつけた私には堪えました(笑)。。鯛のおかしらを犬に食わせるなよと(爆)

中トリは染丸さんです。
マクラで東京と大阪の寄席の舞台番(演者の名前が書かれた名ビラのめくりや高座のセッティングなどを担当するかた)の違いについて説明されていました。

大阪では”お茶子さん”といって、舞台番専門の女性のかたがおられます。染丸さんによると、東京の寄席ではお茶子さんはいなくて、前座の者が舞台番をするそうです。島之内寄席は東京式で前座のかたが担当。この日は石松さんがされていました。
緊張からかどことなくぎこちない様子でした。
「天満天神繁昌亭」では大阪式にお茶子さんを雇う予定だそうですが、間に合わなくて、替わりに舞台袖で三味線を弾かれる女性のみなさんが交代で受け持っているのだそうです。
「日頃は舞台袖で三味線を弾くだけなのに、お茶子となると、舞台に出ることになるので緊張する」とある三味線弾きの女性のかたが云っておられたそうです。

この日の染丸さんは「掛取り」を演じられました。
「掛取り」は何遍か小米朝さんので聴いたことがありました。
大晦日の長屋での、ツケの返済を求める商売人とツケを返そうとしない貧乏人との熱き攻防(笑)。あれやこれやで知恵を出し、商売人を追い返し、大成功。
話の中に浄瑠璃や歌舞伎が登場し、芝居もんが好きなので楽しく拝聴できました。

20061017島之内2中入り明けは小春團治さんが創作「祇園舞妓自動車教習所」を披露されました。
小春團治さんは30年くらい前に自動車の免許を取得したそうですが、そのとき通っていた自動車教習所の教官がとても恐かった思い出があるそうです。そのときの経験から、教官がとても優しければという思いから創られた話だそうです。
話は日本一教官が優しいを謳い文句にした自動車教習所の教官がすべて祇園の舞妓。どんなにミスしても怒られない。これで自動車免許が簡単にとれればいいのですが、そう旨くいくはずないわけで。
話は共感できるところもあり、よくできていると思いましたが、話終盤のサゲのあたりがイメージが沸かずらかったです。

トリは米朝門下の米輔さんの「親子茶屋」。米朝さんから直伝なんでしょうね。
しかし米輔さん、30年超えるキャリアをお持ちなんですが、終始早口で落ち着きがなくて・・・じっくり聴きたかったです。笛は旨い人なんですけど。