3e5871ce.jpg水曜日は、天満天神繁昌亭での「元祖大阪名物あほの会」に行ってきました。

「・・・あほの会」とは先月より毎月15日に開催する月例会のようで、メンバーは笑福亭仁福さん主宰の草野球チーム「もっちゃりーず」の面々なんだそうです。

先月15日の第2回にはゲストに(仁福さんと同期入門の)笑福亭鶴瓶さんと、ウッチャンナンチャンの南原清隆さんが呼ばれ、南原さんは江戸調の「仔猫」を演じられたそうです。南原さんは、以前テレビ番組の「らくごのご」で「時うどん」を演じられたのですが、なかなかのものだったことを憶えています。
・・・「仔猫」聴きたかったですね。

この日の演目は以下の通り。

看板のピン」笑福亭由瓶(ゆうへい)
いかけ屋」桂福矢
ちりとてちん」露の吉次(きちじ)
一人酒盛」笑福亭仁福(じんぷく)
(中入り)
代脈」笑福亭仁嬌
抜け雀」桂勢朝
「あほ裁判」メンバー総出演

三味線:山澤由江
お茶子:露の都

トップバッターの由瓶さんは「看板のピン」でした。
賭場の親っさんが江戸から流れたきた人に設定されていました。オリジナルのアレンジなのかな?誰に稽古つけてもらったんやろ。ネイティブでない江戸言葉が少々ぎこちなかったけど、鯔背(いなせ)な感じは出ていたように思いました。
メリハリ聞いてて、愉しめました。

この日のお茶子は、高座の出番がなかった露の都さん。とてもお茶子に見られない派手ななりで登場。都さんは高座のセッティングだけでなく(後輩の人となりの紹介も兼ねて)何か一言云うて下がられます。「つぶやきお茶子」と云うのらしい(笑)

露の吉次さんは「ちりとてちん」。今まで聴いた「ちりとてちん」と違い、早口ですがテンポあり、勢いを感じました。
「ちり・とてちん」が「ちりandとてちん」になっていました(笑)

中トリは仁福さん。
マクラでは、先日東京は青山円形劇場での「笑福亭鶴瓶独演会」へ客演したときのことなどを自虐的なギャグを絡ませながら。
本編は「一人酒盛」。酒を飲む姿がとても様になってました。

中入り明けは、”つぶやきお茶子”役の都さんがちょっとおしゃべりした後に、仁嬌さん登場。本編は「代脈」をさらりと演じられましたが、大きな笑いは起こりませんでした。

トリは勢朝さんが登場。
マクラでは、米朝さんの退院後の話など。米朝さんは退院後、夜型人間になられてて、毎晩酒を嗜まれているそうです。また繁昌亭舞台上部に掲げられている額「楽」のことに触れられ、「ウチの師匠は、ミミズが這うたような字を書く。こんな達筆な字を書くのはとても珍しい」のだそうです(笑)
本編では「抜け雀」を披露。ところどころで米朝さんを彷彿とさせる口調が見られ、すっと話に入り込めました。聴き入りました。

最後はメンバー総出演の「あほ裁判」。
ピックアップしたメンバーの噺家を他のメンバー全員で”あほさ”を立証するというもの。
この日は仁福さんで、呆れたエピソードが披露された訳ですが。仁福さんは反論しないし、ただつるし上げるだけのようで。テレビの暴露番組を見ている感じでした。これはペケ。勢朝さんの「抜け雀」(これはよかった)が終わった時点で繁昌亭を後にしてもよかったと思いました。