水曜日の夜は「大成閣寄席」に行って来ました。
「大成閣寄席」とは心斎橋の大丸とそごうの間を東へ進んだところにある中国料理店の「大成閣」で年四回行われている笑福亭三喬さんの一門会で、今回は繁昌亭が出来たことを記念して、繁昌亭を貸し切られて行われました。

通常だと大成閣さんの広間で落語を聴いた後に、大成閣さんのお料理が食べられるのですが(豚まんや五目焼きそばなどが出る)、今回は繁昌亭開催のため、料理は出せないので、代わりに大成閣さんのお食事券を頂戴しました。

会場に着くと、すでに会が始まっていて、この会のプロデューサーさんと大成閣のかたが出られてて、挨拶されてました。
この会は当初は1年間の限定だったようですが、好評で3年続いたそうです。今後についても継続開催するそうです。
今後も2月、5月、8月、11月の第2水曜日に開催していくそうです。

演目は以下の通り。

手水廻し」笑福亭喬介
禁酒関所」笑福亭喬若
花筏」笑福亭三喬
(中入り)
看板の一(ぴん)」笑福亭三喬

喬介さんは手水廻しを前座らしくきびきびと。途中言い間違える所あったけど、悪くなかったです。
喬若さんは「禁酒関所」でした。喬若さんの酒の飲みっぷりがしっかりしていました。でも師匠の三喬さんも喬若さんもお酒は飲めないそうな。観察力がしっかりしているということなんでしょうね。

三喬さんは2席。「花筏」と「看板の一」を。
「看板の一」のマクラでは、抽選会の玉の話を。
よく歳末大売り出しで抽選会が開かれますが、その抽選会のガラガラ(正式の名前を知らない)をゆっくり回すと、いつも外れ(か末等)の玉が出る。
一等の玉が出ないのは、玉が穴より大きいのではないか?と高座で洒落で喋ったら、実はそうではなく、一等の玉が軽くできているのらしい。
ガラガラをゆっくり回すと、軽い玉(一等)は上に、重い玉(ハズレ)は下になるので、結果はハズレとなるんだそうです。

三喬さんの噺は(「看板の一」で言い間違えられる箇所がありましたが)2席ともにマクラから爆笑しました。

トリの三喬さんの一席が終わった後は、繁昌亭内の内覧会でした。
観客みなさんを、日頃拝めない楽屋や舞台に上がらせてもらうという趣向でした。

野辺の送りやないけど、ずっと長い列が連なり、楽屋や舞台(ヒノキで出来ているそうです)を見学させてもらいました。

楽屋には出番表が張ってあり、この日出番のなかった遊喬さん(三喬さんの弟弟子)が説明されました。楽屋へ向かう通路は人がひとり通れる程度の幅。
楽屋の狭かった八畳もなかったと思います。その後はお囃子場を抜けて上手(かみて)から舞台へ。
舞台には座布団と見台(けんだい)が置いてあり、座布団に実際に座ってみるお客さんもおられました。
そばには三喬さんが説明され、「客席から演者が見えやすいように、舞台からも全てのお客さんの動きがちゃんと解るんですよ。」旨の話をされていました。
確かに。舞台から2階席最後列のお客さんの顔が覗けますね。

お茶呑んでいるのも、欠伸しているのも丸わかりやな、と。

貴重な舞台裏の見学まで。有意義でした。


リンク:
中国料理 大成閣@ぐるなび
大成閣寄席(公式ページでない)