20070102天満天神繁昌亭新春公演2日の夜は繁昌亭での新春公演の夜席に行ってきました。

会場前は天満の天神さん(大阪天満宮)の門前ということで、多くの初詣客でごった返していました。正月三が日の前売り券は完売してて、開場前に繁昌亭に付きましたが、既に入場待ちがあり、整理券をもらった順に入場となりました。2階席の最前列に座りました。


この夜席に出演された順は・・・。

林家染左「商売根問
桂三風 客席参加型落語「テレビショッピング」
桂出丸「寄合酒
立花家千橘 落語と踊り(黒田節)
桂ざこば「?」
米朝一門大喜利 わかば・歌々志・さん都・米平 司会:都丸
(中入り)
露の都・笑福亭仁嬌 漫才(?)
桂小春団治「職業病」

トップバッターは林家染左さん。この染左さんから出丸さん迄、持ち時間は10分くらいでした。
染左さんは、おもしろく聴かせて頂きました。
マクラでは自身のキャリアについて触れられていました。大阪大学を卒業し、公務員(泉佐野市の郷土資料館の学芸員さんだったそうです)を経て、染丸さんに入門されたそうです。
・・・高座では「阪大出て、公務員になったのに、噺家に。・・・親は泣いている(笑)」といって会場を沸かせていましたが、Lindaさんのブログを見たら、3日の田辺寄席の正月公演に、染左さんのお兄さんが来られたそうです。そのお兄さんは「落語研究家」だそうで、兄弟で落語を究めようとされているのですね。
で染左さんは、途中で持ち時間に達したので、噺を途中で終えられました。

2番手は桂三風さん。初めて噺を聴く人でした。
「テレビショッピング」は、三風さんの創作。テレビでいつも見ているテレビショッピングの番組がある日突然自宅にやってくるもので、そのテレビショッピング番組のギャラリーを観客のわれわれが担うというものでした(笑)
客席参加型落語」とは三風さんオリジナルの落語の形式で、三風さんが出したサインに従い、こちらが台詞を云うものでした。突然サインが来るから、まあ噺がおもろないからって寝てられないですね(笑)
三風さんの噺はよくできてて、会場を沸かせていましたし、持ち時間の間にサゲも決まっていました。何度も演じられて十八番になっているのでしょう。

三番手は出丸さんでしたが、出丸さんも噺を途中で終えられました。

四番手は立花家千橘さん。千橘さんの噺も初めて聴くのですが、ぼそぼそと話されるのですね。聴き取りづらかったです(苦笑)
お噺の題はわかりませんでした。「加賀見山」かな?

そして、プログラムにはここで「大喜利」となっていましたが、突然ざこばさんが入ってこられました。(プログラムでは、ざこばさんはトリで出演の予定になっていました。)
この日のお昼に、ヒルトンホテルで米朝一門会とその打ち上げがあったせいか、えらい酒が入っているようでした。そして高座で着物に着替えられました。お弟子さんとの掛け合いをしながら、酒の勢いも手伝って、ざこばさんらしく悪口をまくしたてられていました。
この昼の米朝一門会では「子は鎹」をしっとり演じられましたが、そのざこばさんとは、まったく正反対でした(笑)
ざこばさんは着物に着替えられる後はネタをされるかと思いましたが、奴(やっこ)踊りを見せて、舞台から下がられました。

そして「大喜利」が始まりました。
司会の都丸さんは、ざこば門下の筆頭弟子ということもあってか、開口一番、客席に謝罪されていました(笑)
大喜利はオーソドックスに進みました。米平さんの答えが一番決まっていました。
年季明けである都丸さんの直弟子であるさん都さんの答えは、まだまだのようでした。がんばれ。

中入り明けは都さんと仁嬌さんが登場されました。
二人の掛け合い噺でしたが、正直ダレました(苦笑)
都さんがピン(単独)で”都噺”を聴かせてくれたほうがよかったと思いました。

トリは小春団治さん。
創作の「職業病」を披露されました。
以前の職業を引きずっている職業病の人を集め開業したファミリーレストランを起こる様々なトラブルをコミカルに仕立てていました。元葬儀屋さんで葬儀の司会を担当され人によるウエイター(葬儀の司会の口調そのまま)が一番客席の爆笑をとっていました。

正月公演にしては、入場料金が通常のままでした。
入場料高くなってもいいから、落語と落語の間には、色物の藝人さんを呼んで、本物の藝を見せてほしかったです。


リンク:
上方落語 小春日和(桂小春団治さんホームページ)
FACE+1:インタビュー 桂三風さん