第411回田辺寄席土曜日の昼は田辺寄席の昼席へ行ってきました。



演目は次の通り。

開口0番〜文太の前はなし〜 桂文太
「子ほめ」桂まめだ
講談「宮本無三四」旭堂花鱗
「シリーズ第411号笑呆亭〜『茶目八』から〜」桂文太
(中入り)
「ハル子とカズ子」桂かい枝
紙屑屋」桂枝光
抽選会 文太・まめだ

会場に着くのが少し遅れて、着いたときには文太さんの前噺が終わってて、まめださんが高座に上がっていました。
次回からは遅れないように行きます。

まめださんの噺は何度か聴いていますが、この日も一本調子でした。
後ろで音を立てている人がいて、気が散ってしまいました。
次は女流講談師の旭堂花鱗さん。なんとも”ふくよか”なかたでした。宮本武蔵の二代目の噺でしたが、連日の残業の疲れがここにきて、つい集中力が途切れ、うとうと(大苦笑)
#気合いが足らん。

中トリは文太さんが登場し、タイコモチが登場する噺「茶目八」を披露されました。
軽妙な語り口の文太さんのタイコモチがぴったり。爆笑しながら聴きました。

中入りの休憩中には観客のみなさんにお善哉(ぜんざい)が振る舞われました。スポンサーがある訳でもなく、世話人ほかみなさんの善意のおもてなしです。
お善哉は久しぶりでしたが、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

中入り明けは、かい枝さん登場。
マクラではいろいろ小噺をしながら、客の様子を伺っていました。
かい枝さんの本編は創作の「ハル子とカズ子」。大阪の2人のおばあちゃんの漫才のような掛け合いのやりとり。これで3人寄れば姦しい(かしましい)となるのですが。マクラと本編が同じくらいの時間配分。手短に噺を終えられた印象でしたが、この日は繁昌亭でご自身の公演があったので、その準備に急がれたのでしょうね。

トリは枝光さんが登場。枝光さんというより、かつての「桂小つぶ」さんと云ったほうが馴染みある人多いでしょう。土曜日のお昼にやっていた「ノンストップゲーム」にも出ていました。
枝光さんは桂小つぶ時代の甲高い声のままでした。
本編は「紙屑屋」。枝光さんの師匠である故・桂文枝さんの十八番だった噺だそうで、この日の枝光さんは文枝さんの形見である袴を着けて高座に登場されていました。昨年9月の「そごう寄席」で林家染丸さんが「浮かれの屑選り」として演じられていた噺でした。噺の中にお囃子やお芝居が登場。演者が袴姿で中腰で高座をうろうろ。大熱演でした。

最後は大抽選会。司会は文太さん、アシスタントはまめださんでした。
まめださんを知る人はわかっておられると思いますが、ずっとアタフタしておられました。上がり性なんでしょうか?
でも文太さんの弄りっぷりがよく、最後はまめださんの面白さが炸裂していました。「まめだ、何か面白いこと云うのだろう」という視線を送る観客もまめださんガンバレ状態でした(笑)

・・・そんな、まめださんを見て「安倍晋三を頼りなくした感じだ」と言っていた人がいたけど、誰が云ったかは憶えていません。
まあ本物の安倍さんが頼り甲斐があるかどうかは別な話として。。。


リンク:
田辺寄席
桂かい枝の〜さぁカイシでーす!!〜∂∂
安芸津姫御殿(旭堂花鱗さんの公式ホームページ)


追伸
寄合酒特別編集版入場時に受付で田辺寄席ニュース「寄合酒」の特別編集版を頂戴しました。
5年前に亡くなった二代目桂歌之助さんを偲んで、そのときに拵えられたものを再版されたもののようです。

先代歌之助さんは、独演会が開いた日に大惨事が起こり、それがネタになった人で、中島らもさんが小説「ねずの番」でもそのまま書かれています。
まさに”事実は小説より奇なり”。
「大惨事悲報のかげに歌之助」という川柳があるのですが、それが詠まれたのは桂文太さんだったんですね。
最後は歌之助さんを偲んで、先輩、後輩の噺家に関係者がコメント。シャイで優しい性格のかたやったんですね。

で明日(というか日付変わっているので、今日ですが)の昼席に新歌之助さんが登場されるようです。この日は何にも予定を入れていたのですが(仕事が忙しくて考えている間がなかった)新歌之助さんを拝みにいきたいと思います。