桂文枝さんが2年前に亡くなり、この3月で三回忌。
11日日曜日にNHK(近畿ローカル)で、文枝を襲名する直前の桂小文枝時代に口演した『百年目』が放送されました。
ビデオは回さなかったのですが、放送をリアルタイムで拝みました。

『百年目』は桜の花見のシーンもあり、この時節の噺。長年真面目に仕え、遊びを知らないという番頭が実は裏で粋な遊びをしている”別の顔”を旦那に見つけられてしまい、困惑するやりとりを描いたもの。

『百年目』といえば桂米朝さんのを思い出します。演じれば45分ほどかかるこの噺について、米朝さんご自身が全編どれも難しいといっておられました。船の中で酔っぱらった後幇間に引っ張り出される場面。”別の顔”を旦那さんに見つかった後、一晩中眠れない番頭の心理描写。旦那な番頭に意見する場面など。

実際に小文枝さんの拝みましたが、米朝さんのとは趣きが違うものの、小文枝さん演じる旦那さんの懐の深さ。
そして女将の表現も小文枝さんらしく色気がありました。

関西ローカルで放送するのはもったいない。
BSあたりで再放送してほしいです。


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桂文枝オフィシャルサイト