20070421田辺寄席-121日土曜日の午後は昼、夜と田辺寄席に行き、その間にサッカー(セレッソ戦)を挟みました。


この回の演目は以下の通り。

『開口0番〜文太の前噺(わ)』桂文太
鷺取り』桂雀太
七段目』桂よね吉
よもぎ餅』桂文太
(中入り)
いらち俥』桂紅雀
星野屋』月亭八天
抽選会 文太・雀太


この日は別用が延び、遅刻。
この日はざっと130人くらいの入り。なんでも徳島からの団体客がおられました。
団体客を招くのは初めてのことだそうです。

到着したときは、雀太さんの『鷺取り』の途中。主人公が四天王寺さんの五重塔のてっぺんにいることが判るとこでした(笑)。話の途中に入る仁輪加(にわか)は雀太さん自身が考えたものが3題入っていましたが、最後のはイマイチ。ネタの吟味が必要。

続いてはよね吉さんの『七段目』。
芝居の所作や台詞回しがなかなかで、テンポよく噺が進む。師匠・桂吉朝を彷彿とさせるものがありました。吉朝門下のかたは、師匠がきちんと稽古をつけてはったからか、巧いかたが多いですね。

中トリ・文太さんの『よもぎ餅』は江戸落語『黄金餅』を文太さんが上方に移入されたもの。『黄金餅』は立川談志さん口演のものを生(かラジオ)で聴いたことがあります。人間の深い欲望を描いた噺ですが、大阪で誰もやってなかったのか不思議なくらい。文太さん口演の上方版『黄金餅』愉しめました。
死んだ坊さんの遺体を運ぶルートとしては、江戸版『黄金餅』は下谷山崎町から神田・日本橋・新橋を経て麻布絶江(ぜっこう)釜無村の木蓮寺・・・でしたが、『よもぎ餅』は福島羅漢前から堂島、中之島、北浜を経て、堺筋を南下。天下茶屋の前を通って、勝間(こつま)村へ辿るものでした。
勝間村とは今の西成区玉出あたりだそうです。

リンク:
落語「黄金餅」の舞台を歩く
勝間(こつま)街道について@大阪市立図書館

中入り明けは、紅雀さんの『いらち俥』。
元気で威勢のよい俥屋だったです。
マクラでは紅雀さん自身が遭った自動車事故の話をされていました。
事故に遭う直前の記憶がスローモーションになる・・・というのは私も自転車事故に遭ったことがあるので経験があります。

トリに八天さん登場でしたが、紅雀さん降りたあとに、徳島からの団体さんがごそっと帰られました。フェリーの時間が間に合わないからだそうですが、トリの八天さんが高座に上がると、客席の右1/3くらいがぼかんと空いた状態に。
八天さん、マクラでぼやくぼやく(笑)。
本編ではお手掛さん(※)の小悪魔ぶりが出ててなかなか。
男と女、いつの時代も女が一枚上手なのは確かで(笑)

午後4時からセレッソ×ホーリーホック戦が長居第二であったので、八天さんの噺が終わった時点で会場を後に、長居へ向かいました。

リンク:
田辺寄席
月亭八天公式ホームページ

追伸
20070421田辺寄席-3この昼席では、関西テレビのクルーが取材に来ていました。
中入りでは中庭に観客にインタビュー。
中入り明けでは、場内を撮影していました。カメラが気になって、噺に集中できなかったです(苦笑)

なおこの取材の模様は、5月1日に放映されるとのこと(夕方からの関西ローカル枠で放映されるのでしょう)



※:妾(めかけ)のこと。手を掛けるか?目をかけるか?やることは同じなのだが(笑)