第2回桂三風の早起き寄席5日土曜日の午前は、天満天神繁昌亭での桂三風さんの会に行ってきました。
午前10時の開演、スーパーマーケットの特売りと同時刻(笑)
なお、繁昌亭では週末の午前に噺家さん主催の会や若手勉強会が開かれています。

入って驚いたのは、1階席の殆どが埋まっていたこと。
前売りを買う人が多いのでしょう。
私は当日券(1500円)で鑑賞しました。


この日の演目は以下の通り。

大安売り』桂三四郎
愛宕山』桂三風
動物園』桂ひろば
『下町通り商店街の人々』桂三風
七段目』桂米左

三味線:山澤由江
お茶子:桂三四郎

※中入りナシ。

開口一番は、桂三四郎さん。
ネタは先月の田辺寄席で聴いた『大安売り』。
年季明けたばかりの三四郎さん、よく声が出ていました。
朝早いし、脳みそが眠っている観客もしっかり覚めたことでしょう(笑)

続いては三風さん登場。
一席目は古典の『愛宕山』。

第2回桂三風の早起き寄席-2入場時に配られたアンケート用紙の裏は愛宕山の解説付きイラストマップ「落語『愛宕山』わかりやす地図」が描かれていました。
巨顔な三風さんなので、女子(おなご)連中の簪(かんざし)の飾りが揺れるシーンは想像難しだったのですが(笑)、タイコモチの主人公が一生懸命山に登るところはよくウケていました。


三番手はひろばさんの『動物園』。
三風さんと同じく、大柄なひろばさん。虎の着ぐるみを着るシーンで、虎の皮がピチピチぶりがよくわかりました。繁昌亭午前の朝席は午後1時開演の昼席までに終わらせなければならないので、『動物園』は噺の前半が巧くカットされていました。

中入りナシで三風さんの2席目。
マクラでは日本橋でんでんタウンで電化製品を買った噺を。日本橋電気街のよいところは、値切りができるところにあり。お店のかたとのやりとりで、値切るのは買い物の醍醐味でもあり。大手量販店は、値切りじゃなくポイントなところでその醍醐味が味わえないというのもあります。
人の心が通う商店街の話をされた後に、2席目の『下町通り商店街の人々』に。
これは三風さんの創作で、近所に大型ショッピングモールができる商店街の作戦会議する噺でした。日本全国にどこにでもある噺だと思います。会議に参加するメンバーでガラの悪い”ヨコヤマさん”や、葬儀屋さんは、キャラクターが際だってて、よくウケていました(笑)

トリは三風さんと同期入門の米左(米朝門下)さん。
開口は例の通り、謙る(へりくだる)挨拶の後、本編では『七段目』。
噺の中での踊りが様になっているなと思ったら、米左さんは踊りの名手なんだそうで。歌舞伎モノの『七段目』は手慣れたものなんでしょう。

正午くらいで終演。
入り口で三風さん自身がお見送りとアンケート用紙を回収されていました。

朝早いですが、満席の昼席と違って、のんびり聴けるのはありがたかったです。
落語ファンは、朝は寝ている場合やない(笑)


リンク:桂三風のさん風のたより
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