６日の朝にフェリーで新門司港に着いた後、門司港に行ってみました。明治・大正時代に建てられていった門司港の建造物などが「門司港レトロ」という観光スポットとして整備されていました。
門司港の九州の玄関口としての役目は、福岡空港とか博多駅とかその他の港湾施設に明け渡している訳で。今もその役目を担っていたなら、建造物も取り壊されていたかもしれません。
（画像は左から門司港駅正面、構内、旧大阪商船ビル）
そのうち、旧九州税関だった建物の中に入りました。煉瓦で建てられた重厚な趣きでした。中はミュージアムになっていて、その１コーナーの税関の資料コーナーがあり、ワシントン条約で押収された動物の剥製や加工品が展示されていました。
首と皮だけになった虎さんがこちらを睨みつづけていましたが、その目は哀しそうでした。蛇とマングースの睨み合いや、シマウマの足が脚となったテーブル。アルマジロのハンドバッグ。etc。いずれもグロテスク（苦笑）
他には押収された禁止薬物や拳銃がどこに隠されたかも展示されていました。
洋書をくりぬいて、拳銃を埋められていました。
靴底には薬物が・・・。
勝新太郎さん（故人）の”パンツの中にヘロイン”は展示されていませんでした（笑）
門司港を訪れるなら、夕暮れ時のほうがいいでしょうね。
建造物はライトアップされていますし、美しく映えていることでしょう。
リンク：
・門司港レトロ
・旧門司税関 北九州市門司区 : 近代遺産を訪ねて : 九州発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
・ワシントン条約＠外務省
