◆５月20日 長居第２陸上競技場Ｃ大阪 ０−２ 愛媛（終了）
【得点者】田中、三木（愛媛）
都並さんがつくったかたちをリセットした段階ということもあり、愛媛にええようにやられました。
監督明言通り、あと２戦は残り選手みてから、形つくっていくのでしょう。
後程、追記します。
(2007.5.20 23:00追記)
クルピ監督になってから初の試合。
試合前に配られたマッチデープログラムには来日時のクルピ監督のコメントが紹介さ
れていました。
クルピ監督の話（マッチデープログラムより抜粋。）
「まずはしっかりした先発メンバーを作ることが必要。これからの３試合と中断期間を使って先発の11人を確立したい。」
つまり、この愛媛戦から３試合は、”プレシーズンマッチ”なのだそうです。
そりゃ当然か。来日して何も判らずいきなりの実戦。練習は練習、実戦は実戦。クルピさん自身がそういうのは判るんですが（苦笑）
そのため、都並さんが最終的に先発起用していた選手。例えば、金信泳選手や中山選手などは控えにも入っていませんでした。
最終ラインは左から山下、前田、江添選手の３バックでした。
江添選手とのコンビネーションがよかった阪田選手はベンチにすら入っていませんでした。
前線は小松選手の１トップ。小松選手が１トップというのも記憶にありません。
小松選手は背は高いのですが、ガタイが強いタイプでなく、足も不自由で、しかも遅く、そして肝心のポストも。。。。この日、最終ラインの前田選手のほうがよっぽどポストに向いているのではないかと思いました。４月の博多での水曜ナイターでの前田選手（ゴールを決めた試合）とってもいきいきしていた表情は忘れられません（笑）
試合後のクルピ監督は小松選手を庇っていたけど、次戦以降、彼を使っていたならクルピ監督のＦＷを見る目は無いと云われても仕方のない話になるでしょうね。
両サイドはゼ・カルロス選手と柳沢選手が配置されましたが、右サイドの柳沢選手は見ててひやひやしました。連係が悪い中でのバックパス。相手に狙われることもしばしば。相手にも「セレッソ中盤のバックパスを狙え！」という対策が挙がっているのでしょう。あと、ポジショニングもよくなかったです。
私が陣取ったバックスタンドに柳沢選手が配置されましたので、ずっと彼への駄目出しに終始しました（苦笑）
左サイドはゼ・カルロス選手でした。久々でした。前半のＦＫではあわやのシーンもありましたが、連係の悪さと主審の判定にイライラが募り、後半ロスタイムにこの日２枚目の警告で退場してしまいました。
彼が退場するときバックスタンドから「どちらにしても、次の試合では彼は出てないだろう。なぜなら、監督にとって今はプレシーズンマッチで、他の選手もテストしなければならないのだから」と、もちろん地場な大阪弁で（笑）野次が掛けられていました。
前田選手が何故、使われたのかがわかりません。とりあえず「ガタイがいいから」という理由しか思い浮かびません。
この日のＤＦとしても前田選手は、評価する点が浮かびません。
彼を今後ＤＦとして起用しつづけることは、チームに悪影響しか出ないとしかいいようがありません。彼をＦＷへ転向し、ポストプレー要員としてなら、起用するメリットはあるかもしれませんが。
あとベテランの吉田、古橋の両選手は大人しいし、今チームに入れなければならないのは、監督交替ではなく（苦笑）、選手たちを鼓舞しつづけるベテラン選手なんですけど、それも中盤の・・・と知人と話になりましたけど。
試合後、バックスタンドにやってきた選手には、ブーイングと拍手の両方。
私は鼓舞するという意味で拍手を送ったけど、プレシーズンマッチなのだから、選手たちは切り替えてやってもらうしかないです。
リンク：試合結果＠J's GOAL
＜おまけ＞
その１
J's GOALに試合後の関係者のコメントが載っていました。
愛媛の望月監督のコメントも紹介されていたんですが、セレッソのことも触れられていました。抜粋し、以下にご紹介します。
===
●望月一仁監督（愛媛）：
Q:セレッソの印象は?
「３バックにして、かなりポゼッションしてくるのかな、また高い位置からプレスしてくるかなという印象があったけれど、ちょっとまだクルピ監督が就任したてで、その辺の戦術がまだ徹底されていないところがあるのかなと感じました。もう少しサイド攻撃が徹底されたり、高い位置からプレスが入ってきてこられたら怖いのかなと思いました。またバイタルを効果的に使うというのはホントに上手だなと思いましたし、柿谷くんや古橋くんらああいう良い選手が欲しいなと見ていて思いました。外国人選手の2人はちょっと体が切れていなかったので、あの2人が切れだしたらいいチームになってくると思いました。素材がいい選手が多いので、これから楽しみなチームじゃないかなと。あと、監督の戦術がフィットしてくればいいと思います。第2クールは我慢じゃないかなと思います。第3クールから良いチームになってくると思いますので、このタイミングしかうちは勝てるタイミングはないなと思っていましたから、良かったですけど、多分強くなっていくと思います。我慢して続けていけば、もとのビッグクラブのセレッソになっていくと思います。我慢強く応援してあげてください。お願いします」
===
以上、J's GOALより。
リンク：【J2：第16節】Ｃ大阪 vs 愛媛：望月一仁監督（愛媛）記者会見コメント [ J's GOAL ]
(2007.5.21 0:07追記)
その２
試合後、長居第２の北ゲート辺りで出待ちをしていたら、長居スタジアム正面までの通路がフェンスで塞がれていたことがわかりました。今夏に行われる陸上の世界選手権大会では会場の長居陸上（長居スタジアム）と練習場用の長居第２との間に選手隔離用に陸橋が設けられるそうなので、それの足場づくりかもしれせん。
