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9日は西宮は白鷹禄水苑での「染殿寄席」へ行ってきました。
会場は阪神電車西宮駅から札場筋を徒歩10分、海へ向かったところにあります。

528d1e42.jpg日本酒メーカーの白鷹さんが手がけているお店で、旧家をイメージした建物の中に、ショップ、レストランなどがあり、2階に今回の会場である「宮水ホール」がありました。
ホールがざっと入って100席ちょっとくらいのキャパシティ。

最後列からも染丸さんの表情や身振り手振りもよくわかりました。


この会の開演前に白鷹さんの蔵出し吟醸酒もしくはソフトドリンクの一杯サービスがあったのですが、会場へはクルマでいったので、ソフトドリンクを頂戴しました。
しかし、氷水に冷やされた蔵出し吟醸酒がとってもうまそうだったので、帰りに1瓶買ってしまいました。




ご挨拶 河内厚郎
阿弥陀池』林家卯三郎
地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)・前半』林家染丸
(中入り)
地獄八景亡者戯・後半』林家染丸
トーク「酒、噺、街・・・」林家染丸・河内厚郎

三味線:山澤由江
舞台番:林家染吉



卯三郎さんが登場する前のこの会のプロデュースされた河内厚郎(かわうち・あつろう)さん(雑誌『関西文學』編集長)のが挨拶。「染殿寄席」につぃて触れられました。
この会は20年以上前には同じ西宮市内の「染殿池(そめどのいけ)」の近くで、染丸さんが当時染二さんだったときに数回開かれていたそうですが、今回、白鷹禄水苑さんの協力で20年ぶりに復活したそうです。

前座の卯三郎さんは『阿弥陀池』を披露されました。
卯三郎さんは「後ろが『地獄』だから『阿弥陀』にした」と云っておられましたが、『阿弥陀池』の噺の中に「西宮」が出てくることもあり、この噺にされたのかと思いました。

染丸さんの『地獄八景』は前編、後編に分けて口演されました。全編通しだと1時間を超える長講だから分けられたのでしょう。以前、NGKでの「桂文珍独演会」で文珍さんによりこの噺が口演されたことがありましたが、そのときも今回と同じく2編に分けられたと思います。
噺の中には現代の世相も入れられました。そして大きなホールと違うところが、細かい仕草が愉しめるとこと。今回、軽業師の綱渡りを足の動きを指で再現なされました。NGKでこれやられてもわからない。小規模のホールだからできることですね。
あと噺に入る前、下剤の「大黄(だいおう)」の説明をされました。「大黄」を知らないと、この噺の”サゲ”(オチのこと)がわからないからでしょう。

貫地谷しほり『地獄八景』終演後は、染丸さんと河内さんによるトーク。トークは今回口演された『地獄八景』や、染丸さんが現在落語三味線指導を担当されているNHKの朝ドラ『ちりとてちん』についてがほとんどでした。
現在は稽古からリハーサルそして、本番までつきあうので、朝から晩までNHK局舎に閉じこもりぱなしだとか。
お弟子さんやなくて、落語に関して素人である俳優・女優さんに指導するので、大変な作業だと推測しますが、染丸さんは「役者さんの瞬発力には恐れ入った」旨のことを話しておられました。抜群の集中力を発揮しないと務まらないないのでしょうね。
主演の貫地谷しほり嬢(東京浅草出身。ちゃきちゃきの江戸っ子らしい)のイントネーションはとても不安だが(苦笑)、ドラマのシナリオ自体は愉しめるんじゃない・・・染丸さんの話を聴いて思いました。
#ドラマの詳しい内容、展開も話をされましたが、ここでは触れないでおきます。


会場にはLindaさんご夫妻に、モーやんさん、AKASIさんもこられていました(AKASIさんにご挨拶できなかったのは残念でした。)

リンク:
染丸@web林家染丸公式ホームページ
河内厚郎事務所
西宮・喜多向稲荷神社(漢織・呉織伝承の旧蹟)。@神戸の空の下で。 〜近畿の史跡めぐり〜(一般ブログ。「染殿池」について触れられています。携帯からも閲覧可能)
白鷹禄水苑公式ホームページ