702f7571.jpg15日土曜日の昼は、田辺寄席の昼席へ行ってきました。
トリが人気者の桂南光さんということもあり、ぎっしり満員でした。



演目は以下の通り。

開口0番:文太の前噺 桂文太
兵庫船』桂ひろば
皿屋敷』桂吉坊
くっしゃみ講釈』桂文太
(中入り)
太神楽曲芸 豊来家玉之助
千両みかん』桂南光

三味線:桃音会
お茶子:上垣麻衣子

のちほど、追記します。

(2007.9.16 11:00追記)
雑事のため、会場入りは遅れました。
立ち見かと思いましたが、最後列の補助席に座りました。
客席の前のほうに、Lindaさんご夫妻がおられました。

文太さんの「開口0番」が既に始まってて、題は「癖百態」についてでした。
その中で六代目笑福亭松鶴師(故人)の口癖が自宅の九官鳥に”うつった”エピソードについて触れられていました。このエピソードは笑福亭のかたも話をされてて(鶴瓶さんのマクラでも聴いたことがある)、よくできた話だと思います(微笑)

二番太鼓〜石段(前座の出囃子)の後、巨漢のひろばさん登場。
『兵庫船』を口演されました。この噺の中で謎解きが繰り広げられるのですが、いい答えが出たときの客席の反応がよくないんです。言葉が古すぎて、観客も(もちろん私も)意味がよくわからんかったです。ひろばさんは稽古つけてもらった通りに演じられたのでしょうが。

2番手は童顔の吉坊さん。中学生風なので師匠の吉朝さんは「吉坊」とつけたのでしょう。
この日1周年を迎えた天満天神繁昌亭の一周年記念興行の朝席に出てからの移動だったそうです。繁昌亭では「住吉踊り」を踊られたとか。時間がないので、上は住吉踊りの衣装のままで下に袴を着けられて、移動していたそうです。電車の中では目立ったやろうな。
本編は『皿屋敷』。怪談ものでしたが、この噺の展開って、東京の人には考えつかないだろうなと思います。関西はすぐに商売に結びつけると云われそう(笑)

中トリは文太さんの『くっしゃみ講釈』。アホを演じるのが旨い人で、後藤一山のクシャミしながら講釈を打つ下りは大いに爆笑を誘っておられました。

20070915田辺寄席中入りは15分ほど。
袋小路のような客席から休憩に行かれるのもみなさん一苦労のようでした。
この間にLindaさんご夫妻にご挨拶できました。


中入り明けは、太神楽。中入りの間に高座(落語を演じる赤い舞台)が撤去されました。
豊来家玉之助さんが登場。お若いかたでした。藝は昔からあるものでしたが、話の達者でアドリブを交えながら、藝で沸かせ、話で笑いをとっておられました。
上方落語協会のニューヨーク公演(NY繁昌亭)の選抜メンバーに選ばれておられましたが、選ばれた理由がよくわかります。

太神楽が終わると、再び高座を舞台袖から短い時間にスムーズに戻されました。
スムーズに舞台替えができるよう何度も予行演習された様子。プロ魂なボランティアのみなさんです。

トリは人気者の南光さん。万雷の拍手。
この日は天満天神繁昌亭の一周年。上方落語協会の幹部クラスは繁昌亭のほうへ出演されてました。
日時がバッティングする田辺寄席は陰が薄くなるもの。
協会非会員である南光さんが鶴瓶さんのように”飛び入り”でなく、事前に出演を知らして出演されたのも、田辺寄席を盛り上げてやろうという思いがあったのでしょう。
(もちろん、協会が占める繁昌亭への対抗意識もありかと(笑))

マクラでは大いに爆笑をとられた後は『千両みかん』。季節感を大事にしたいという南光さんの心意気が伝わる噺でした。

最後は抽選会。
田辺寄席の33周年記念興行ということもあり、ゲストの南光さんのサイン入り扇子も景品に加えられました。いつもよりちょっとマジになりました(笑)


リンク:田辺寄席