24日に「猛牛軍団」鶴見店にて食事をしている最中に、一緒に食事していたバファローズファンの知人のひとりの携帯電話がなりました。
とると、近鉄バファローズファンだったある町工場の社長が亡くなったとご親族からの電話でした。

その社長は、私が住んでいた東京から大阪へ戻ってきて、大阪ドームの上段席で毎晩試合観戦しているときに、何から何までいろいろ教えていただいたかたでした。
世の中のものの見方、考え方について、もっとも影響を受けたかたでした。
同時にウイットに富んだとこもあって、2000年のライオンズ戦でエルビラ投手が無安打無得点試合を達成したのを一緒に見ていたのに「あれはエルビラ本人やない。あれは（当時ライオンズキラーだった）前川の着ぐるみや！」と口にしたのを思い出しました。

何年かは、一緒に（複数席単位だった）テラス・ツインシートのシーズン席を共同で買っていました。

2004年に近鉄バファローズが消滅。オリックス・バファローズになってからも大阪ドームの年間席を買って、ドームに通っていました。オリックス・バファローズのファンになった訳でなく、どこへもいくところがないからで、「野球難民」の一人。・・・そのときのことは、こちらのブログにも何度か観戦記を書いたときにも触れています。
目の前で展開されている試合の勝敗にも全然興味がなく、ただ試合が進行するのを眺めるだけだったそうです。

野球のないオフ・シーズンは、ラグビーの近鉄ライナーズの試合にも観戦に来てて、かつての思い出話に花が咲きました。

今オフ・シーズンは、ライナーズの試合を見に来られていなかったので、どうしてかと思っていましたが・・・「『胃ガンということは伏せてくれ』という本人からの要望だった」と、電話を受けた知人から聞きました。

美味しいお肉とお酒でしたが、酔いは吹っ飛びました。

もっと、いろいろ話を聴きたかったです。