e573593c.jpg28日水曜日は、定時で仕事を終えた後、天満天神繁昌亭での「大成閣寄席」に行ってきました。
東心斎橋は大宝寺にある中国料理大成閣さんで平成15年から3ヶ月に1回の割合で続けてられてきたこの回。
三喬さん2席にお弟子さん1席、そして中華料理が付いて1500円。非常にお得な会でした。
三喬さんと大成閣さんのサービスだった会だったんですが、大成閣さんの店舗改装により、今回で最終回だそうです。

当日券は2000円でしたが、私は三喬さんからDMハガキを頂戴していたので、1500円で入場。
入り口は、三喬さんが受付。お弟子さんの喬若さんとお手伝いに来られていた桂二乗さんが呼び込みをやっていました。


この日の演目は以下の通り。

みかん屋』笑福亭喬介
首提灯』笑福亭三喬
皿屋敷』笑福亭喬若
(中入り)
崇徳院』笑福亭三喬

三味線:吉崎律子

※大成閣お食事券(1000円分)付き。


開口一番は三喬さん二番弟子の喬介さん。マクラもそこそこに『みかん屋』へ。
ところどころ噛み噛みだったものの、師匠の三喬さんに習われた通りに演じられていました。
話し方がプチ三喬だった。

二番手は三喬さん登場。
マクラでは受賞された第1回の「繁昌亭大賞」の話。
藝歴25年未満の噺家さんが対象で、それ以外の選考基準はわかりませんが、三喬さんが受賞されるのは申し分ないと思います。
53fe78cf.jpg賞金10万円にトロフィーと額を頂戴したそうです。トロフィーと額は繁昌亭のロビーに飾ってありました。
10万円とは安いなあと思いましたが、おおきなスポンサーが付いている訳でないですし。


本編は『首提灯』。この噺の前半部分である『上燗屋』を三喬さんで聴いたことがありましたが、噺全体を聴くのは今回が初めてでした。三喬さんは酒を嗜まないそうですが、酒の呑み方が巧いかただと思います。酒呑みの様子を観察する眼をもっているのでしょう。
この噺、最後はシュールな展開になるんですね。斬られた自分自身の首(頭部)を持って歩くのです。三喬さんの口演を聴いているときもそうだったし、今、書いているときも気色悪いのですが(苦笑)

中トリは三喬さん一番弟子の喬若さん。
演目は、三代目春團治さんより稽古をつけてもらった『皿屋敷』でしたが、噺の後半は皿を数えるお菊さんでなく、睡魔のほうに襲われ、そちらとの闘いに気をとられてしまいました(苦笑)
なお、江戸落語の皿屋敷は「番町更屋敷」ですが、こちら(上方)は姫路が舞台になっています。

中入り明けて、トリは三喬さんで『崇徳院』。
30分以上の熱演でした。たっぷり笑わせていただきました。
噺の中で、お咲さんが縫い物をしながら、あきらめていくという下りは三喬さんオリジナルかな?

三喬さん『崇徳院』終演後、お弟子さんから花束が三喬さんに。「繁昌亭大賞」受賞に対してなんだろうけども。今回でサポートが終わる大成閣さんにも花束贈らないとね。落語とおいしい中華料理ありがとうということで。

三喬さんは今後この会を「三喬一門会」として継続開催したいそうです。ぜひそうなってほしいし、期待しております。


リンク:
笑福亭三喬、第1回繁昌亭大賞に@日刊スポーツ
中国料理大成閣@ぐるなび