みのさんが14日の「両国寄席」＠東京・お江戸両国亭を鑑賞され、そのレポートを送ってくださいました。

「両国寄席」は月の前半に、お江戸両国亭で開催されている五代目三遊亭圓楽一門を中心にした若手の勉強会のようで。入場料1500円にして７席。江戸情緒をたっぷり堪能できるといったところか？

では以下にレポートです。
===
みのです。３月14日(金)は両国寄席に行きました。とはいえ、東京都下北部辺境から終業後では急いでも途中からになっちゃいましたが…

丁度４人目の三遊亭小円楽さんのマクラの途中から。全部最初から伺いたかったなぁ。「寄合酒」の楽しい一席でした。こんな飲み会やりたいなぁ〜(おいおい)。
仲入り前は三遊亭全楽さんの「ちりとてちん」。食べる所作の入るお噺を上手に、とんでもないご面相で熱演です。

仲入り後は三遊亭とん楽さん。「疝気（せんき）の虫」、昔の知識階級の重々しいお医者さんの雰囲気がぴったりの方で、ちゃらけた虫の皆さん(笑)との落差が愉快愉快。
次は漫才の宮田陽・昇。以前も見て結構気に入ったコンビです。何せ「数えもの」を演るのです。以前は「中国の省や自治区の名を全部数えて言う」、今回は「東京都の23区市町村そして島の名を全部数えて言う」…学生生徒さんは調子にのせて身体動かしながら一緒に覚えると、地理の成績が上がると思います(微笑)
トリは来週火曜日に「パ・リーグを愛する落語会」を控えた三遊亭神楽(じんらく)さん。初めて伺うのですが、郭のお噺の「錦の袈裟（けさ）」でした。…すみません、浅学もので「与太郎に奥さんが存在する」お噺を初めて知りました(汗)。テンポのよい展開にわくわくしました(にこ)

仕事帰りの週末、「今週はシゴトしたぞぉ〜流石にチョイと疲れたぞ〜…」な気分と体調に、丁度ころあいの寄席のお噺。どの方も楽しかったです。肩の力が抜ける感じで、こわばった精神がほどけました。メンタルヘルスには寄席がいちばん〜(にこ)
但し東京地方は久々の本格的な雨でした。あぁ傘を忘れた自分はずぶぬれってヤツであります。とほほほほ。
みの拝
===
以上。


リンク：
・両国寄席番組表＠星企画
・お江戸両国亭
タグ ：
落語
両国
両国寄席
三遊亭神楽
三遊亭全楽
三遊亭とん楽
立花家橘之助
五代目三遊亭圓楽