先週の日曜日、鈴鹿へ向かう車中で「日曜落語なみはや亭」（ＡＢＣラジオ1008KHz。日曜AM8:30〜）で放送された桂文珍『星野屋』を聴きました。
噺は男女の騙し合いで、最後はどんでん返しが続きます。
それが非常に鮮やかでとても愉しめました。
旦那を騙すお妾さん（上方では「お手掛けさん」と呼ばれていたそうな。手を掛けるか、目を掛けるか、やることは一緒なのだが）とその母親との掛け合いも秀逸。「この親ありてこの子あり」。
その悪女っぷりを聴いてて思ったのですが、女流の桂あやめさん（文珍師の妹弟子）が演じてもおもろいやないかと思いました。彼女はあまり古典演らないですが。
口演前に進行のアナウンサー氏から、文珍さん口演の『星野屋』は、元々上方に在った噺が廃れていたのを、文珍さんが江戸落語を”先祖帰り”させ復活させたものと説明がありました。
上方では『五両残し』という題で『星野屋』は江戸落語での題。
『五両残し』はサゲ（オチ）がそのまんま題になっているから、文珍さんは『星野屋』でいこうと決めたんでしょうね。
今月の「なみはや亭」は四月の「文珍十夜＠ＮＧＫ」の前宣伝も兼ねて、文珍さん特集なようです。
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桂文珍4「はてなの茶碗」「星野屋」
それが非常に鮮やかでとても愉しめました。
旦那を騙すお妾さん（上方では「お手掛けさん」と呼ばれていたそうな。手を掛けるか、目を掛けるか、やることは一緒なのだが）とその母親との掛け合いも秀逸。「この親ありてこの子あり」。
その悪女っぷりを聴いてて思ったのですが、女流の桂あやめさん（文珍師の妹弟子）が演じてもおもろいやないかと思いました。彼女はあまり古典演らないですが。
口演前に進行のアナウンサー氏から、文珍さん口演の『星野屋』は、元々上方に在った噺が廃れていたのを、文珍さんが江戸落語を”先祖帰り”させ復活させたものと説明がありました。
上方では『五両残し』という題で『星野屋』は江戸落語での題。
『五両残し』はサゲ（オチ）がそのまんま題になっているから、文珍さんは『星野屋』でいこうと決めたんでしょうね。
今月の「なみはや亭」は四月の「文珍十夜＠ＮＧＫ」の前宣伝も兼ねて、文珍さん特集なようです。
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