e4c6f82a.jpg9日水曜日は、定時で仕事を終えた後に、NGKなんばグランド花月での桂文珍さんの会に行ってきました。

文珍さんの全国47都道府県独演会ツアーの最後を飾るNGKでの10夜連続公演の6日目です。

この日の演目は以下の通り。

手水廻し』桂楽珍
天狗裁き』桂文珍
つぼ算』春風亭昇太
(中入り)
水戸大神楽 柳貴家小雪(やなぎや・こゆき)
不動坊』桂文珍

三味線:内海英華
鳴り物:林家うさぎ、林家市楼
笛:月亭八天
お茶子:西田晶子

午後6時半すぎに開場。NGK前には入場を待つ長蛇の列。
NGKはこの日も2回公演の通常昼興行があり、それが終わって、落語会の設営。
新喜劇の舞台から落語会の舞台に模様替え。そこは手慣れたもんなんやろけど。
ちなみに文珍さんは。この週は2回の昼興行にも出ているので、一日のべ4席、高座に上がっていることになりますね。
午後7時に開演。それまで幾度となく「携帯電話OFF」と「撮影・録音禁止」を案内する吉本係員の姿が通路を行き来。それでも噺のまっただ中で携帯ならす人が後ろの席にいてねぇ(苦笑)某噺家さんのマクラねたやないけど、そいつの携帯電話、折ってやりたくなります。

開演すると、前座用の出囃子『石段』に乗って登場するは、20年以上キャリアの楽珍さん。
鹿児島県は徳之島出身の楽珍さん。師匠文珍さんに入門したときの言葉のギャップに関してのエピソードをマクラに、文珍さんから最初に稽古をつけてもらったという『手水廻し』へ。
大阪からの旅の客以外は全て田舎言葉(丹波の方言)でした。文珍さんの口演でこの噺を聴いたことはないのですが、文珍さんの演出を受け継がれているのかと。
楽珍さんって落語が下手というのが売りなんでしたっけ?・・・私はそうは思いませんでしたが。
ただトップバッターなのでいきなり客席を温めるのは難しい訳で。

でも、今流行の言葉でいうなら「癒し系」なかたかと思います。

楽珍さんの後は、文珍さん登場。万雷の拍手。
いつもなら場の雰囲気を掴みながら、たっぷりを笑わせてくれるマクラ噺が短め。
今回の独演会ではDVD用の収録を兼ねているとかで、それでマクラが短めなのかな?と。
一席目は『天狗裁き』。米朝さんの生やCDで何度も聞いたことの噺。
非常に噺がよく出来ていると思います。
前半より後半のほうが、会場の沸きかたが大きいことがわかりました(笑)

中トリは東京からゲストで春風亭昇太さん。
マクラでは師匠の柳昇さん(個人)とのエピソードや名古屋でおばちゃん連中に巻き込まれたときのことなど。師匠の柳昇さんは、普段はとくに滑舌がよくなかったらしい。
本編は『つぼ算』。
昇太さん、噺の後半は早口でまくし立てたのですが、それが聞き取りづらかったのだけども、よう会場を沸かせてました。
エネルギッシュな高座でした。

中入りは15分。

中入り明けは、これまた東京から「水戸大神楽」の柳貴家小雪さん。
大神楽といえば、「海老一染之介・染太郎」さんでしたね。
小雪さんは水戸大神楽宗家の女流のかたです。
和傘で玉を回したし、その他いろいろな藝を披露されました。
東京の寄席は歴史があるだけ、いろいろないろもんさんがおられます。
大阪もそういうかたが増えていくといいんですが。

トリは文珍さんの2席目。
『不動坊』を披露されました。
たっぷり愉しみましたが、この噺、冬の夜が舞台で「しんしんと冷え込む」のが少々蒸し暑かったNGKの客席で想像するのは容易ではなかったということもあり。他の噺を聴いてみたかったなあというのが正直。

午後9時半終演。
開演前は降ってなかった雨が、大降り。傘をもっていなかったので、千日前商店街のアーケード入る前のコンビニでビニール傘を買う羽目になりました。

この会は13日日曜日まで。
チケットは完売だそうです(当日立ち見ナシ)。


リンク:
桂文珍47都道府県全国独演会ツアー
柳貴家小雪ウェブサイト
・折り返し@HATTEN WORLD RAKUTEN(月亭八天さんのブログ)
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