29日木曜日は、船場は今橋にある「大阪美術倶楽部」で行われた大美落語会に行ってきました。
「大阪美術倶楽部」は大阪の古美術商の会館のようで、元は江戸時代の豪商の鴻池家の邸宅。
落語会のサブタイトルは「旧・鴻池邸で船場噺を聴く会」とあり、船場のど真ん中で、その時代をおもいながら噺を愉しもうという趣向なのかと。

当日券で入場。
会場に入ると、田辺寄席世話人の大久保さんがおられました。
桂文太さんが出演されるので、そのサポートに来られていたのでしょう。

この日の演目は以下の通り。

刻うどん』笑福亭たま
はてなの茶碗』桂宗助
堪忍袋』笑福亭竹林
(中入り)
踊り 桂三象
たちぎれ線香』桂文太

中に入り、2階の大広間に通されました。大勢のお客さん。200人近く入っていたと思います。

第2回大美落語会


トップバッターは、笑福亭たまさんで『刻(とき)うどん』。
事前に噺の中に出てくる昔の時間の数え方を説明。それを諄めに(笑)
師匠の福笑さんを彷彿とさせるハイテンションな語りで、開口一番ながら、多くの笑いをとっていました。
しっかし、うどんを食べるときも動きが激しく、実際にやったらお汁がこぼれまっせと(笑)

二番手は米朝門下の宗助さん。
マクラでは骨折入院中の米朝さんを見舞った噺。米朝さんの物真似付き。
米朝さんの物真似はいろんなかたがされているけど、宗助さんが(手つきも含めて)イチバン似ていると思います。
噺は『はてなの茶碗』。噺の中に鴻池はんが出ているので、選ばれたのでしょう。
しっくり来ました。

中トリは、この会の世話役の笑福亭竹林さん。
タイガースファンの竹林さん、開口一番交流戦(vsマリーンズ戦)の経過を。
そして喫茶店での若い男女のイチャイチャなやりとりをマクラに『堪忍袋』へ。
何度も演じられている様子。ツボで会場を沸かせていました。
この噺が非常に面白い噺であることがよくわかりました(笑)

中入り明けは、桂三象さん。
高座で漫談をした後、高座から降りずに化粧を初め、頭に蝶々をつけて、踊られました。
三象ワールドが展開されましたが、何か、見てはいけないものをみてしまったような感じで(汗)
正直、キモかった(苦笑)
そんな中、高座で三象さんが一言「みなさん、ついてきて下さいね。」

トリは桂文太さん。客席からは「待ってました!」の声。私も(この日は)本当に待ってました(汗)
演じられた『たちぎれ線香』も船場の大家が出てきますなあ。
船場のど真ん中で聴く文太さんの軽妙な語り。たっぷり愉しめました。

午後9時前に終演。この会のコーディネーター役の笑福亭竹林さんがお客さんを見送られていました。

なおこの会は毎回鴻池はんが出てくる噺が演じられているようで。
第1回は桂米二さんが『鴻池の犬』を。今回は宗助さんが『はてなの茶碗』だったので、次回は誰かが『莨(たばこ)の火』あたりを演るのかも?(笑)

リンク:
大阪美術倶楽部
第126回 船場の旧鴻池邸で落語会@京の噺家 桂米二でございます