大阪厚生年金会館笑福亭福笑独演会vol.23笑福亭福笑独演会vol.23(2)


6日夜は、大阪厚生年金会館大ホールでの笑福亭福笑さんの会に行ってきました。

福笑さんの会は、毎年、厚年であって、以前は芸術ホール(中ホール)で開かれていたそうですが、一杯になったので、大ホールに移って、2年目。
この会が決まった当時は今年9月でこの会館が閉じられることが発表されていたこともありサブタイトルに「さよなら厚生年金会館」と打たれましたが、のちに延期が発表され(2010年3月閉館予定)、サブタイトルも替わったようです。
中に入りましたが、老朽化した印象はなかったですけどね。

大ホールは3階席まであるのですが、チケット(全席指定)は2階席まで売られていました。

この日の演目は以下の通り。

『ドーベルマン刑事』(創作)笑福亭たま
千早ふる』笑福亭福笑
パベット落語 笑福亭鶴笑
『はははぁ家族』(創作)笑福亭福笑
(中入り)
軒付け』笑福亭福笑

三味線:林家和女

開口一番はたまさん。
しばらくマクラを振ってから本編へ。けったいな警察犬と刑事が主役の噺でした。
コント調だった。

福笑さんの一席目は古典の『千早ふる』。
福笑さんの古典を聴くのは初めてでした。
噺のスジはブレることなく、福笑さんなりのアレンジが散りばめられ、思い切り再構成。
1000人以上入る厚年大を爆笑の渦に。
この日の秀逸でした。福笑さんの噺の構成力の凄さを感じた一席。

福笑さんの後は、弟弟子の鶴笑(かくしょう)さん。
マクラでは、兄弟子福笑さんとのエピソード。
どこまでホンマの噺やねん?と思いましたが。
本編は「パベット落語」。ヒーローもんの人形対決を全身使って披露。
福笑さんの会のお客さんは、結構通のかたがこられているほうだと思いますが、鶴笑さんのパベット落語はよくウケていました。海外公演もされている鶴笑さん、流石であります。

中トリは福笑さんの2席目。
『はははぁ家族』は不眠症に悩む夫を妻をはじめ、家族や医者とともにあれやこれやで解決しようとする噺・・・なんですが、その様がどことなく可笑しい。『葬儀屋さん』に近いノリ。

15分の中入りを明けて、3席目は古典の『軒付け』。
オーソドックスに噺を進められましたが、三味線オヤジの演奏が強烈。
こちらも笑いのツボを押さえられたもんでした。

公演時間は約2時間半弱。
最後まで笑いぱなしだったが、エネルギッシュな福笑さんの噺は流石に3席はキツかったなあ。


リンク:大阪厚生年金会館(ウエルシティ大阪)