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7日夕方は谷町九丁目(谷九)の生國魂神社で開かれた「第18回彦八まつり」の奉納落語会に行ってきました。
今年の彦八まつりの奉納落語会は、襲名を控える四人の噺家のプレ襲名興行でした。

6日昼が小つる改め六代目笑福亭枝鶴、その夜は小米朝改め五代目桂米團治。
7日昼は春菜改め三代目桂春蝶、そして観賞したのが、つく枝改め三代目桂文三(ぶんざ)のプレ襲名披露興行でした。

この回の演目は以下の通り。

寿限無』桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)
天王寺詣り』桂坊枝
百人坊主』桂文太
(中入り)
座談会 桂文福・桂小枝・桂坊枝・桂つく枝
宿替え』桂つく枝

開演10分前に生玉さん入り。
境内をショートカットで抜け(文枝茶屋の「焼うどん」にはそそられたが(笑))、落語会会場の参集殿へ。
2階の大広間に入ると3分の2の入り。しかし、この後も観客が入ってきて、ぎっしり満場で開演となりました。

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出囃子『石段』に載って登場は文福門下のぽんぽ娘さん。
東京でメイド漫談のキャリアを経て入門しているだけあって、ハキハキとした口調。
『寿限無』は東京の言葉で登場人物を女性中心にしていました。声もよく通ってて好感。
ただ関西出身でない彼女に、今後、上方の言葉で落語を演るのは難しいか?

二番手は坊枝さん。
同じキャラクターだという(この日のトリの)つく枝さんとの様々な比較をマクラに。
本編は『天王寺詣り』。師匠・文枝さんの十八番だったと思います。
口調もところどころ文枝さんを彷彿とさせるところも。
状況が変わるので、描写が長けてないと難しい。力量の要る噺やと思いました。
坊枝さんは力量ある噺家さんです。

中トリ文太さんはの題は『百人坊主』。
しかし、噺の一部は江戸落語の『大山詣り』に近し。以前、米朝さんで聴いたのとが違ってましたが、最後は「そんなアホな」な展開は同じ。題名からネタばれであるが(汗)
軽妙な文太さんの口演を愉しみました。

中入り中に、ぽんぽ娘さんが上方落語協会誌「んなあほな」を手売り。彼女から1冊買いました。

中入り明けは、文枝一門のみなさんによる「座談会」。
とても手厳しくも(笑)愛情あふれる兄弟子のみなさん。
飛び入りゲスト(筆頭弟子の「いらっしゃい」さんとか)あるかなと思いましたが、「いらっしゃい」さんはよそで落語会やったのですね。
「座談会」の最後は文福さんの愛情あふれる相撲甚句でつく枝さん激励。

トリはつく枝さん。万雷の拍手。励まし、しっかりやれよという意味の拍手。
それに応えるつく枝さん。
マクラでは師匠・文枝さんとのいろいろなエピソードを披露されてました。
ネタは『宿替え』(江戸落語相当:粗忽の釘)。少々声の高さが気になるものの、慌てものの旦那と奥さんのやりとりをコミカルに描写していました。将来の”文三師匠”の十八番になることでしょう。

つく枝さん口演後、そのまま終わるかと思いましたが、ここでざこばさんが飛び入り。
ざこばさんはかなり酒が入っていた様子(笑)
つく枝さんには「しっかりやれ」と激励。傍の文枝一門のみなさんにも激励(叱咤が強かったが(笑))されてました。
なお酔っ払なざこばさんのサポートには、ざこばさんとこの婿殿になった三若さんらしきかたがついていました。

それにしてもざこばさんが舅(しゅうと)とは・・・大変やろうな(笑)


リンク:
桂つく枝の満腹日記
いくたまさん お参り ガイド

おまけ
終演後、境内のステージでのフィナーレも観てきました。
司会は生喬さん。
いくたまさん宮司さんのお話。奉仕の心・・・確かに。大切にせなあきませんな。
続いて副会長の春之輔さんはかなり酒が回っている様子。ご機嫌さん。
最後は実行委員長の六代目松喬さんによる手締め。本来の手締めは、今普通に行われている大阪締めのほうがショートタイプなようで。

本来は、

打〜ちましょ(チョン、チョン)
もひとつせ(チョン、チョン)
いおう(祝う)て三度(チョンチョン、チョン)
めでたいな(チョン、 チョン)
本決まり(チョン、チョン)

・・・なんだそうです。