◆10月１日　京セラドーム大阪

オリックス・バファローズ　４−１　ホークス（終了）

福岡の２つのラジオ局（ＲＫＢとＫＢＣ）にて大阪のＡＢＣ、ＭＢＳの中継が放送（いわゆる裏送り）されてました。
この日は万博公園でのＪリーグ観戦だったのですが、Ｊリーグの試合が終わり、クルマのラジオを点けると、京セラドームでの試合は終わってて、この日でユニフォームを脱ぐ清原和博選手の引退式の模様が中継されてました。ラジオ拝聴に手中したくて駐車場を出ずにラジオを聞き続けました。

ラジオなので音声だけで映像は見ていないのですが、金本知憲選手はスーツ姿で清原選手に花束を贈呈されたようですね。
そして長渕剛さんにより『とんぼ』がフルコーラス。たっぷりでした。
フェージングがかったＡＭラジオの電波と低音が利いた音質で情感たっぷりに聞こえました。
大阪ドームが「野球もできるコンサートホール」であることを実感しました（笑）

そして清原選手の挨拶。
本当は律儀な彼らしく、所属した３球団への関係者やファンに対しての礼を忘れていませんでした。

プレーオフ（クライマックスシリーズ）に出場しないのは、彼なりの判断だと思います。

思えば、私がパ・リーグを見始めたのと、彼がライオンズに入団したのが同じ1986年でした。
以来、忘れられない選手。キンテツがいくら全力でぶつかっても適わなかった憎っくき（笑）西武ライオンズの主砲。藤井寺や西武でホンマによう打たれた選手でした。
彼は「無冠の帝王」といわれてましたが、彼は進塁打も巧かった。彼がチームバッティングに拘らなかったら、タイトルを獲っていたと思います。
彼は秋山選手やデストラーデ選手らとともにライオンズ優勝の原動力でした。

その彼がパ・リーグから去って寂しかったです。

再びパ・リーグに戻って、グリーンスタジアム神戸（あえてこの名前で）でクルーン選手から打った右翼席へのサヨナラ本塁打は忘れられません。
彼の球をスタンドインさせたとき、まだまだ棄てたものでないと思いました。

今年の彼は正直痛々しくて見ていられなかった。
全盛時の彼を見ているだけに忍びなかった。
打者としてまだまだ遠くへ打ちたいという本能は衰えていないと思いますが、あの状態を見て、正直なところユニフォームを脱いでほっとしています。

長い間、お疲れ様でした。

因みに長淵剛さん熱唱の『とんぼ』ですが、実は今回初めてちゃんと聴いたのですが、元々はテレビドラマの主題歌だったと思いますが、彼のために拵えた曲なのか？と思うほど。歌詞で云うていることがぴったりあっていましたね。



リンク：清原和博スペシャルサイト＠オリックス・バファローズ


おまけ
パ・リーグ３位がファイターズに決まりました。
ファイターズはイーグルスに大勝。プレーオフ入りを狙うマリーンズはホーム千葉マリンで眼前胴上げを阻止したライオンズにしっぺ返しを食らったようです。
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