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11日土曜日の夜は天満天神繁昌亭での夜席へ行ってきました。
この日の夜席は笑福亭伯鶴さんとミュージシャン・趙博(チョウ・パク)さんが中心となっている「わてら在日関西人」の公演でした。
当日券があったようで、それが売られていました。
私は前売り券を持っていたので、それで入り、2階席でゆったり観賞しましたが、ときたま子供がはしゃいで高座に集中することができませんでした。

この日の演目は以下の通り。

阿弥陀池』桂吉坊
稽古屋』笑福亭鶴二
漫才 おしどり
太鼓語り 李高麗超爆
(中入り)
『婆ちゃん旅行者』(さとう裕・作)笑福亭伯鶴
代書屋』桂福楽
漫才 ブルース兄弟(笑福亭伯鶴、李高麗超爆)

三味線:山澤由江

開口一番は桂吉坊さん。「阿弥陀池』をさらりと。
吉坊さんが高座を下りたとき、となりの女性客らが「あの子、何歳くらいやろうか?」

二番手は鶴二(つるじ)さん。『稽古屋』を。
まくらでは兄弟子・伯鶴さんとのエピソードや初舞台のときについてなど。
鶴二さんは師匠の松鶴(しょかく)さんからまともな稽古を受けずに初高座に上らされたようですが、それは松鶴さんなりの意図があったのでしょうね。

三番手は漫才のおしどりさん。この日の目当て。
夫婦の漫才コンビなんですが、しゃべくり漫才でなく。奥さんのマコさんがアコーディオンを軽快に弾く間に、旦那さんのケンさんが、針金細工を即興で仕上げるというもの。
ともに確かな腕で、そして愛嬌たっぷり。
ファンになりそう。

中トリは、李高麗超爆さん。
聴き慣れない名前と思ったら、出てきたのは趙博さん。
伯鶴さんから「高座に上がるのなら別に名前を」を云われて、高座名をつけての登場。
高座で胡座(あぐら)をかいた趙博さん。韓国では胡座は日本における正座に値するものだそうです。
韓国のパーカッション・ソリ(太鼓)を前に、節を付けていろいろ唄い、語られました。
12拍子は独特のリズムで、なんとでもリズムが変えられるのですね。
最後には韓国訛りで放送禁止歌の『ヨイトマケの唄』を。
たっぷり愉しめました。
ちなみに趙博さんは大阪出身の在日2世なので、韓国語は喋られないそうです。

中入り明けて登場は、伯鶴さん。
全盲な伯鶴さんなので、高座に上がるまでたどたどしかったけど、高座に上がると、自身の世界に観客を引き込んでいました。
噺は風刺も交えたシュートな笑いでしたが、その中の台詞に「バーチャルリアリティ」が出るあたり、一昔前の創作なのかと。

続いて登場は福楽さん。
声を抑え気味にゆったり語られる『代書』でしたが、途中に出てくるクスグリは福楽さんによる工夫もあり。
持ち時間の制限もあり噺は途中まで、最後まで聴きたかった。

トリは「ブルース兄弟」。
伯鶴さんと趙博さんがタキシード・サングラス姿で登場し、音曲漫才をする趣向。
主に趙博さんはギターを弾きながら唄い、伯鶴さんがメガホンで合いの手を打つというものでしたが、漫才のほうはイマイチ噛み合ってなかったけど、これも趣向のひとつ?

趙博さんは歌が巧いし、情感こもってた。
彼のステージをいっぺん聴いてみたいもんです。

最後は出演者全員(三味線の山澤さんまで)が登場し、『長らくご無沙汰してるけど』(作詞:笑福亭伯鶴、作曲:趙博)の大合唱。
福楽さんはベーシストとして登場。福楽さんは、こちらも大した腕。

終演後は出演者全員でお客さんを見送られました。



参考リンク:
ファント(黄土)通信(趙博さん公式サイト)
おしどりケンはワイヤー!!(おしどりケンさんのブログ)
おしどりマコのマコーディオン♪(おしどりマコさんのブログ)
路上的旅人 趙博さんを撮る VOL.74
ヨイトマケの唄

おまけ
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会場でるとき、おしどりケンさんから直接頂戴したチラシ。
直筆を印刷したチラシでした。

ってことでブログは上のリンクから。