18日土曜日の昼は千日前ワッハホールでの「月例島之内寄席」へ行ってきました。久々の島之内寄席でした。
繁昌亭の昼席同様、こちらも上方落語協会主催の落語定席。この日は平日開催のときと比べ、よう入ってましたけど、後ろのほうは空いていました。繁昌亭と違い、席もゆったりしているので、じっくり噺を愉しむことができます。
この日の演目は以下の通り。
『子ほめ』桂まめだ
『竹の水仙』笑福亭生喬
『長短』笑福亭伯枝
『鴻池の犬』桂春若
（中入り）
『星野屋』月亭八天
『絶体絶命』（自作）笑福亭福笑
三味線：勝正子
鳴り物：笑福亭松五
開口一番は、まめださん。例の通り「まめだワールド」全開でした。
２番手の生喬さんが開口「皆様、桂まめだワールドはいかがでしたでしょうか？多分彼は、20年経ってもああいうしゃべり方だと思います。」
生喬さんは『竹の水仙』。
演じ慣れているよう。どの登場人物もいきいきと。
伯枝さんは『長短』。
初めて聴く噺。伯枝さん自体の高座も初めて。
気の短いほうの滑稽さがよう出ていました。・・・・ほんま短気は損気ですな。
中トリは春若さん。
マクラでは小咄何本か出した後、『鴻池の犬』へ。
品のある語りでしたが、「かわいがり」のところでは最近の例の事件についても触れてましたけど、ちょっと諄かった。
折角の好演が台無し。
中入りは10分。
中入り明けは八天さんの『星野屋』でしたが、こちらも何度も演り慣れている様子。
男と女の狸の化かし合いの噺ですが、女流の桂あやめさんだったら、この噺をどんな風に演じられるのか聴いてみたいと思いました。
トリは福笑さんで自作の『絶体絶命』。
全編下ネタ。昨年の貝塚での秋桜寄席以来でしたが、今回も大笑いしました。福笑ワールド全開でした。
午後４時20分ごろ終演。
今回は（開口のまめださんはともかく（汗））いずれも好演で、十分に愉しめました。
「島之内寄席」の次回は11月１日土曜日。桂文太さんも出られるようですが、別用がありいけないのが残念。
参考リンク：
・島之内寄席＠上方落語協会（公演案内）
・第34回秋桜寄席＠MASARUのブログ（拙ブログ。携帯でも閲覧可能）
