49e1df0b.jpg18日夜は田辺寄席の夜席へ。
島之内とハシゴしました。

この日の演目は以下の通り。

「開口0番〜文太の前噺〜」桂文太
寿限無』桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)
『奥野君の結婚式』(自作)桂三金
米揚げ笊(いかき)』桂文太
(中入り)
火焔太鼓』桂坊枝
『さよなら動物園』(桂三枝・作)桂三歩
抽選会 文太・ぽんぽ娘

三味線:花登益子
お茶子:井上麻衣子

文太さんの登場より前に会場入り。
ゆったりと観賞できました。

文太さんの開口ゼロ番は「出囃子(でばやし)」について。
この回の出演者の出囃子が演奏されました。
上方の寄席で前座さんに使われる『石段』という出囃子については、楽器ごとに分けて演奏されました。石段を上がっていくように藝と人気をステップアップしてほしいという願いが込められているのですね。

トップバッターは、文福門下のぽんぽ娘さん。『寿限無』。師匠の文福さんに稽古をつけてもらったそうですが、言葉は東京のほうに替えられていました。無理して上方のことばより、こちらのほうがしっくり来ます。
マクラでは文福さんに入門する前に、メイド漫談で出演していた名古屋・大須演芸場での舞台裏について触れられていました。

二番手は三金(さんきん)さん。三枝さんより「信用金庫に勤めていたから」ということで名前に「金」の文字が入ったそうです。
すごい巨体・・・体感温度が高く、汗をよく掻くのは私もそうなので、彼の気持ちはよくわかります。

噺は創作の「奥野君の結婚式」。「奥野君」とは三金さんのこと(奥野は三金さんの本名)で、未婚の彼が想像上結婚披露宴を挙げるとしたらどうなるか・・・というもの。
途中、披露宴の余興としてバルーンアートも即興で。
りんりん亭りん吉さんのブログにそのときのバルーンアートが載ってます。

中トリ文太さんは、『米揚げ笊』。文太さんの軽妙なおもしろさが全編に。
たっぷり愉しめました。

中入りは15分。
中庭にて世話人会さんご提供のお茶菓子を頂戴しました。
ごちそうさまでした。

7e55b826.jpg



中入り明けは坊枝さん。
『火焔太鼓』は江戸落語の噺ですが、上方へ移入された文太さんより稽古付けてもらいはったのでしょう。
元から上方の噺か?と思うほど違和感は感じませんでした。
非常に愉しめました。この日の秀逸。

トリは三歩さん。
『さよなら動物園』は師匠・桂三枝さんの創作ですが、三歩さん独自に今の噺も入れられていました。
『鯛』もそうですが、この噺もおもろいけど哀しい噺でありました。

最後は抽選会。
基礎がしっかりしているぽんぽ娘さんですが、この日は客いじりが過度だったように思いました。

839c245e.jpg



リンク:
田辺寄席
田辺寄席 〜神無月席〜 10月18日(土)@りんりん亭りん吉