fc0ec465.jpg9日日曜日は西宮北口の兵庫県立芸術文化センターでの笑福亭三喬さんの独演会に行ってきました。


会場の「兵庫県立芸術文化センター」には初めて訪れました。
会場がある西宮北口も何年かぶりで、阪急西宮スタジアムがあった頃とがらりと変わっていました。

西宮北口駅南側にはバスターミナルができ、その南側に今回の会場である兵庫県立芸術文化センター。
センターと駅とはデッキで結ばれ、雨に濡れずに会場に入ることができます。

267560e0.jpg


重厚な趣きな建物の中に入ると、大・中・小の3つのホールがあり、高い吹き抜けのロビーがそれぞれのホールを結んでいます。この会場はオペラやクラシック音楽、ミュージカルがメインの会場であるようです。

c44dc174.jpg


なお大・小ホールには命名権がついて「KOBELCO大ホール」「神戸女学院小ホール」と呼ばれています。
今回の会場である中ホールは800席くらいで、NGK(なんばグランド花月)やサンケイホールブリーゼと同じくらいです。一階席の後ろほうでも舞台の演者との距離を感じない造りになっていて、椅子も座りやすく、ホールの壁面も落ち着いた配色。快適に落語観賞を愉しめました。

会場内のロビーには、珈琲を提供する売店はありますが、自販機は見かけませんでした。
客席内では飲食しないのは原則ですが、ペットボトルの飲料水は持参してくるのがベターですね。

この日の演目は以下の通り。

寄合酒』笑福亭喬介
崇徳院』笑福亭三喬
『我家のアルバム〜家見舞い』笑福亭三喬
(中入り)
太神楽(おおかぐら) 海老一鈴娘(すずめ)
悋気の独楽』笑福亭三喬

三味線:吉崎律子
鳴り物:笑福亭喬若
高座番:足利智美

開口一番は喬介さんの『寄合酒』。ほどよく客席を温める。
続いて三喬さんの一席目は『崇徳院』。
何度も演じられているようで、自由自在な感じ。
三喬さんならではのくすぐりも入って、場内を沸かせていました。
とくに主人公の熊五郎にフラ(なんともいえないおもしろさ)が出ていました。

続いて、三喬さんが着物を着替えての2席目は『我家のアルバム』。
三喬さんファミリーの家族日記のようなもので、毎年の独演会で公演されているようです。
それに続く『家見舞い』は東京でよく公演されている古典なようで、私は聴くのは初めてでした。
噺の内容は、まあシモで(微笑)。。。似た話では『祝いの壺』がありますねぇ。

中入り明けは、海老一鈴娘(すずめ)さんの太神楽(おおかぐら)。曲芸な訳ですが、演じられている間、雀さんは一切喋らなかったです。
そういうスタイルなんですかね?

トリは三喬さんで『悋気の独楽』。「悋気(りんき)」とはヤキモチのこと。
お手掛けさん(愛人)宅に通う主人とそれにヤキモチをやくご寮はんの噺ですが、三喬さん版では(この日、先に演じられた)『崇徳院』での若い男女が、この噺では夫妻になっていました。
恋煩いになるほど純愛だった訳ですが・・・・、

毎年、大阪の厚生年金会館で開かれてきた三喬さんの独演会ですが、同会館の閉鎖の発表をうけ、今年の会場を三喬さんの郷里でもある西宮のこの会場に決めたそうです。
来年は再び、大阪の厚生年金会館に開催を戻すそうですが、ここの会場は大変聴きやすかったので、大阪には戻らなくても(微笑)と思います。若干遠くなりますが。


リンク:兵庫県立芸術文化センター
http://www.gcenter-hyogo.jp/