d0c72b5d.jpg15日土曜日の夜は、田辺寄席の夜席へ行ってきました。

この日の演目は以下の通り。

『開口0番〜文太の前噺〜』桂文太
ちりとてちん』桂まめだ
竹の水仙』桂阿か枝
鷺とり』桂文太
(中入り)
『ああ定年』(創作)桂三風
口入屋』桂あやめ
抽選会 文太・まめだ

文太さんの開口0番は、日本昔ばなしについて。
おとぎ話がベースとなった落語もあるようで。三遊亭圓朝・作も『死神』がそうらしい。
おとぎ話やイソップって本当は残酷だったりするんだけど。

トップバッターのまめださんは、いつもの調子(微笑)
他の噺と比べ、多少繰れているのはわかるんですが。

二番手は阿か枝さん。阿か枝さんの噺を聴くのは初めてだったように思います。
『竹の水仙』は大槻玄蕃の慌てぶりとかわいさがよう出てました。

中トリは文太さんですが、いつもはマクラなしが多いのですが、この席ではある会の打ち上げにお好み焼きに行かれたときのエピソードを。一緒にいかれたかたのパーソナリティがよくわかる噺。
詳しい内容は文太さんの会で聴いて下さい(微笑)
本編は『鷺とり』。あの噺の中で、玉江橋(堂島川に架かるなにわ筋の橋)から四天王寺さんの五重塔が見える・・・と出てくるのですが、実際に地図を見ると、玉江橋の直線距離の上に四天王寺さんがあります。
当時は実際に見えたのでしょうね・・・・今は高層ビルもあり無理ですが。
本編では、主人公が体にコールタールを塗ってペンギンを捕まえる・・という件(くだり)は、文太さんのアレンジなんでしょう。
あと俄(にわか)ではとってもべったべたな洒落も登場も、軽妙な文太さんの語りなので、べとつかず(笑)

中入りは15分間。

中入り明けは三風さん。
マクラでは政治の話題もあり(某トップリーダーの件は、同感です)
本編の『ああ定年』。定年退職となった男たちが居場所を求める噺。
何か哀しくなりそうな噺ですが。細かいクスグリが散りばめられて、場内を爆笑に。
サゲにはなるほど。

トリは女流・あやめさんの『口入屋』。
ベースは師匠・五代目文枝さんの口演なんでしょうけど、創作を手がけられてきたあやめさんらしく、ラストは独自の演出。現代でいうところの派遣社員さんの活躍で、スケベ男どもは救われる。
あの演出でなかったら、スケベおやじばかりが出る話をあやめさんが演る意味はない訳で。

抽選会では、まめださんワールド全開。
事前に文太さんの仕込みが利いたのでしょうけど(微笑)


来月の田辺寄席は、都合により観賞できないので、私にとっては今年最後。
たっぷり堪能できました。
みなさん、よいお年を(微笑)


リンク:田辺寄席