1347dab7.jpg17日土曜日は、田辺寄席の夜席へ。
田辺寄席は2ヶ月ぶり。



この日の演目は以下の通り。

『開口0番:文太の前ばなし(ふ)』桂文太
狸賽(たぬさい)』桂福丸
粗忽長屋』桂七福
蛸芝居』桂文太
(中入り)
善哉公社』桂一蝶
堪忍袋』露の都
抽選会 文太・一蝶・福丸

文太さんの『開口0番』は「ふら」について。
「ふら」とはその人がもつなんともいえないおかしさ。天然な要素で稽古では築かれるものではないと思います。
師匠や先輩の「ふら」について紹介されていました。

トップバッターの福丸さん。
テレビ時代劇についてマクラをふっていましたが、ネタがしっかり固まってて、単調でなかったし、(前座にしては)非常におもしろかった。
ネタは『狸賽』でしたが、こちらはこれからを愉しみにしたいと思います。

七福さんは『粗忽長屋』。
『粗忽長屋』といえば江戸落語の立川談志さんを思い出しますが、上方では演じる人が少ないと思います。
七福さんのニンに合っていると感じました。

中トリは文太さんの『蛸芝居』。
目当てのひとつ。
文太さんの軽妙な語り口。仕事しながら芝居をする丁稚さんがかわいらしい。

中入りは15分ほどだったかな。
中庭で世話人会さんによってお善哉(関東で云うお汁粉)が振る舞われました。
この日は、朝から18キロの餅を搗かれたそうです。
あっさり仕立てのお善哉はお汁まで頂戴しました。
温もりました。

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中入り明けは、一蝶(いっちょう)さん。
マクラではプライベートな話を中心に。自虐的ぽかったですが、客席を十分に温められました。
ネタは『善哉公社』。中入りに善哉が振る舞われることは知らなかったそうで、一蝶さん曰く、わざとこの噺を当てたわけではないそうで。
一蝶さんの師匠の春蝶(しゅんちょう)さんの十八番だったと思います。
今でも通用するよくできた噺やと思います。

トリは都さん。
例の通り、『みやこ噺』をたっぷりと。
足を悪くされてから、ダイエットに励まれたそうで。こころもち、すらっと見える?
ネタは『堪忍袋』。夫婦喧嘩の場面で少々声のキーが高すぎるのが気になりましたが、女性の台詞の艶っぽさは、さすが。

最後の抽選会は、一蝶さんも登場。
当選者の住所、氏名を読み上げる福丸さんは、スラスラスラスラ。詰まるところ無し。
灘中〜灘高〜京大という経歴は伊達やないなあ。

リンク:
田辺寄席
日本で第1号の女性落語家「露の都」
桂一蝶のホームページ
桂七福のホームページ