4b2938c8.jpg20日夜は、谷町四丁目の大阪府庁の別館にある「大阪府立現代美術センター」での「中川兄弟 落語かれっじ」へ行ってきました。

いつもは梅田のECCで行われているこの会ですが、今回は大阪府立の3つの文化施設(ワッハ上方、現代美術センター、文化情報センター)による共催展とのコラボイベント。
まずは現代美術センターの主任研究員のかたにより、会場の展示室で展示されている絵画「笑って観るアート」の解説。
「笑う」をテーマに20点の現代絵画が集められていました。
実にユニークなものばかりでしたが、研究員さんの解説がないと何がなにやらさっぱりわからないものがありました(汗)

そして、「中川兄弟」の主役である林家染左さん(弟)と芸能史研究者で二松学舎大講師である中川桂さん(兄)より、この後、染左さんによって演じられる『応挙の幽霊』について解説トークが展開されました。

頂戴したチラシには4例の絵画『応挙の幽霊』についてコピーが入っていました。(下画像)

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江戸時代中期の画家だった円山応挙は、初めて足の無い幽霊を描いたといわれているそうですが、4例の『応挙の幽霊』はその真偽が見分けづらいほど、偽物が多く出回ったという。弟子が描いて本物として売ったのもあったとか?

こうした解説を聴いた後に噺を聴くとより噺へのイメージも深まるというもので。

そして、解説トークの後は、出囃子無しで染左さんが落語『応挙の幽霊』を口演。
しまってあった掛け軸を取り出して吊す様など細かい所作が巧い。ほどよく場内を沸かせていました。
『応挙の幽霊』は元々は三遊亭圓朝の作という。でも落語の幽霊さんはこの噺でもそうですが、ユーモラスですなあ。

約1時間くらいで終演。
本来なら1000円とられるのですが、今回は大阪府の府税を使っているから、入場無料でした。

落語と、けったいな現代アートとのコラボレーションを愉しみました。

なお会場の展示室Bでの「新春企画 大阪20世紀美術コレクション〜笑って観るアート〜」は今週、24日(土)まで開催。入場無料。

因みに今回コラボ対象の施設は廃止・移転が検討されているものばかり。
橋下さん、大阪の「笑い」は吉本だけじゃないですよ。


リンク:
笑う〜明日への力〜
大阪府立現代美術センター