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22日木曜日は天満天神繁昌亭での笑福亭鶴瓶さんと(小米朝改メ)桂米團治さんの二人会に行ってきました。
もともと観賞を予定してなくて、前売券を買ってなかったので、当日券で入場。

因みにこの週の繁昌亭昼席は米團治襲名披露興行で、米朝一門が一週間ほぼ繁昌亭を占拠している状態なようです(笑)

この日の演目は以下の通り。

対談 笑福亭鶴瓶vs桂米團治
地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』桂米團治
(中入り)
らくだ』笑福亭鶴瓶

三味線:山澤由江
鳴物:笑福亭瓶成
お茶子:ベナー優子

18時半に開演。
まずは対談。
今回、鶴瓶さんが『らくだ』を演じるのに対し、米團治さんは『地獄八景』を演ると云ったそうな。
ともに師匠の十八番だけど、同じ死をテーマにしてて共通点も多いし、鶴瓶さん曰く「同じ高座に上げないものやろ」。 
他にも米團治さんならではの天然なエピソードが披露されました。さすがエピソード王(笑)

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対談終わって、一旦引っ込まれて、米團治さんが米朝さんと同じ出囃子(題は『羯鼓(かっこ)』だったかな)に乗って登場。マクラもなく『地獄八景』へ。
古典に忠実に演じられて、口跡はよかったけど、地口が会場ではウケなかったです。だだ滑りな訳ではありませんでしたが。

中入り明けて、鶴瓶さん登場。
マクラでは師匠の六代目松鶴さんのエピソードで場内を沸かせました。
「松鶴自体が『らくだ』や」に納得(笑)
鶴瓶さんの『らくだ』は前回聴いたのより、アレンジがかなり入っていました。何度も繰られているようで、噺自体は非常に愉しめたが、終盤、通常のサゲ以降にも噺が続いて、”二段仕立て”なのには驚いた。
死んでいたはずのらくだが生きていたという、いわば『粗忽長屋』のような展開だったが、そこまで噺を入れたら「立場逆転」という本題が薄れてしまうやろ、と思いました。「紙屑屋」を少々、小賢しい人物に設定されたのも、最後のどんでん返しの為だったのでしょう。
しかし人物描写は丁寧で、「やたけたの熊」のリアリティー満点の凄みは「流石、浪高の元番長」と思わせたし(笑)。前回聴いたのより、アレンジした噺自体の仕上がりが上がっているように思いました。


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