fb823084.jpg23日夜も天満天神繁昌亭へ。
東京の噺家がゲスト出演する『江戸っ子だってねぇ!』に行ってきました。

この会のサブタイトルは「江戸の招待と上方の正体」。
1階席だけ開放。
最後方の補助席列も埋まって開演。

この日の演目は以下の通り。

時うどん』桂三四郎
手水廻し』笑福亭由瓶(ゆうへい)
『だくだく』(上方落語相当:書割盗人)柳家喜多八
(中入り)
がまの油』笑福亭由瓶
こぶ弁慶』桂九雀


開口一番は三四郎さん。
演じる『時うどん』は大幅にアレンジされたもので、清八がうどんの殆どを食べてしまって残り3本になったところで喜六が抗議すると、清八が残りのうどんの出汁を喜六の頭からかけてしまう。
そしてその翌日には、喜六がそのシーンを再現。自らうどんの出汁を頭からかけてしまう。
喜六のあまりにもイタすぎる行動に、「はずれ屋」なうどん屋も私も引いてしまいました(苦笑)

由瓶さんの1席目は『手水廻し』。
由瓶さん演じる宿屋のみなさんの田舎言葉が非常に様になってて、とぼけた味がよう出ていたと思いました。
ただこの噺、前々から思っているのですが、要は宿屋のかたが客に「ちょうずって何ですか?」と聞けば済む噺じゃないのか?と(笑)

中トリは江戸ゲストの柳家喜多八さん。
上方では見かけないタイプのかた。いわば「脱力系」で、マクラを語っているからはなんともいえない可笑しさを出しておられました。自ら「虚弱体質」を云っておられた。病弱キャラらしい(笑)
噺は『だくだく』。・・・いやあ、ツボにハマりました。
また大阪に来て下さい(喜多八さんは自ら積極的に動くタイプじゃないそうなので、大阪のかたに呼んでもらわないといかんようです)

中入り明けて、由瓶さんの2席目。『がまの油』。
こちらも由瓶さんのニンに合った噺。愉しめました。

トリは九雀さん。メガネはかけておられませんでした。
上方落語協会に復帰して初めての繁昌亭とのこと。
噺は『こぶ弁慶』。この噺を生でじっくり聴いたのは初めて。熱演でした。
因みに口演後、九雀さんが演題を云っておられたんですが(『こぶ弁慶』とは違う題でした)、その演題を失念(汗)。私は落語観賞の際にはメモはとらないので。
マクラでは協会復帰に関しての報告。詳細は以下リンクのたにっちさんブログでの通りなんですが、この日は下座(鳴り物)でむ雀さんが来られているとのこと。リハビリを兼ねてだったそうですが、鳴り物は確かな腕前。
全快を心待ちにしたいと思います。
全快したときはお天気おじさん福井サンのモノマネを復活してほしいもんです。
「寒冷ジェンシェンがぁ〜!」。


リンク:枝雀一門7名、上方落語協会入会の真相@清く正しい日記(たにっちさんのブログ)


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