西武はアイスホッケー部の受け入れ先の交渉を断念することを発表。
チームは解散することになりました。
西武が交渉で提示したのは、ホームの東伏見の維持も含めた年間５億もの出費。
収益が出ないのに、臆せず払えるのは西武くらいだと思いますが。

今後は選手が各自で移籍先をさがすことになると思いますが、以前のエントリーで挙げた東北のクラブチームは受け入れ先に名乗りを挙げることは可能性はないのでしょうか？

（以下、時事通信の記事より。）
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　「何とかチームの存続を」と昨年末から受け入れ先を探してきた西武。しかし、交渉は難航を極め、ついに断念。チーム解散の結末となった。
　交渉に当たって、小山内幹雄オーナー代行が目指したのは２点。本拠地のダイドードリンコアイスアリーナ（東京都西東京市）の使用と、住宅費の９割をチーム側が負担していたとされる選手の待遇維持。しかし、年間５億円というチーム運営費は、交渉に重くのしかかった。
　複数企業が合同で受け入れる案のほか、かつて所属した外国人選手が関係する北米プロアイスホッケーリーグ（ＮＨＬ）など外国クラブから支援を受ける道も模索した。だが、「いいところまでいっても会社の役員会を通すのは難しい。投資した分をいかに回収するかというシビアな話になる。オーナー企業が、借金をしてでもスポーツをやるという時代ではなくなった」と小山内代行。
　２００４年まで３８回続いた日本リーグでの優勝は前身の国土計画（コクド）が１３度。０３年に廃部となった西武鉄道が１０度。その両方の系譜を継ぐ名門の消滅は、同時に東京を本拠地とするアジアリーグのチームがなくなることも意味する。
　同リーグでは、昨秋発足した東北フリーブレイズの新規加入を検討しているが、西武の解散でぽっかり開いた穴は容易には埋まらない。世界的な経済危機の中、日本、韓国、中国の３カ国間の移動費を抑えながらいかにリーグを維持、発展させるか。アイスホッケーの灯を守る険しい道のりは続く。（了）
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以上。

リンク：
・西武、チーム解散を発表＝受け入れ先、見つからず−アイスホッケー＠時事通信