ad51f9ea.jpg29日金曜日の夜は、天満天神繁昌亭での笑福亭小つるさんの会に行ってきました。

小つるさんは来年師匠の名前である「笑福亭枝鶴(シカク)」を襲名するのですが、この日はその襲名までに開かれる会の2回目でした。
この日の演目は以下の通り。

狸賽』桂ひろば
裏向き丁稚』笑福亭小つる
厩火事』桂文太
(中入り)
千早ふる』林家花丸
愛宕山』笑福亭小つる

トップバッターはひろばさん。私は仕事で遅れたため、彼の「狸賽」は繁昌亭ロビーに設置のモニターで拝聴。安定した語りでした。

ひろばさんの後は、主役の小つるさん登場。
一席目は生で初めて聴く噺。題は『按摩小僧』だったと思いましたが、それは江戸落語バージョンで、上方では『裏向き丁稚』なようで。小つるさんは口達者な丁稚を好演していました。
ただ私自身がネタとしてリアルな糞尿の描写を聴くのが苦手でして(苦笑)。上方には『ちしゃ医者』とか『勘定板』とかあるんですけど聴くのは避けたい。『けんげしゃ茶屋』はまだオブラートに包んであるので、マシなんだが(笑)
マクラでは後に出てこられる文太さんとのエピソードを。小つるさんが入門時に先輩の文太さんより、教わった噺家としての心構えを硬軟つけて披露されてました。

中トリは文太さん。「田辺寄席」に行けてないので、文太さんの高座を生で聴くのは久しぶり。
『厩火事』は情感たっぷりでした。それにしても、いつも思うのですが、ネタとしてはベタベタなこってり話も文太さんの手にかかると、上品にきこえるんです。改めて凄い噺家さんやと思います。

中入り明けは、花丸さん登場。
噺は『千早ふる』でしたが、本筋以外は大胆編集。ごっそり中身が変わっていました。
花丸ワールド全開(笑)。大いに爆笑しました。

そして、小つるさんの2席目。『愛宕山(あたごやま)』をたっぷり。
躍動感があったし、しっかり練られてました。
威勢のええタイコモチがよかったなあ。

因みに「愛宕山(あたごさん)」は本当に高い山です。
先日、嵐山・高雄へ行ったときに拝みましたが、標高900m超の聳える山を真ん前に観て、本当にあそこへ野がけをしたのか?と思いましたねぇ(笑)




リンク:小つるの楽屋
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