f54deab1.jpg2日木曜日は梅田茶屋町「シアター・ドラマシティ」での朝日東西名人会へ。
この日の番組は以下の通り。

『やかん』三遊亭王楽
宿替え』桂文三
『三方一両損』立川志の輔
(中入り)
転宅』笑福亭三喬
大丸屋騒動』月亭八方

三味線:林家和女
鳴り物:林家市楼
笛:月亭八天
お茶子:足利智実

(2009.7.4 8:30追記)
18時半の開演時刻になり、出囃子『石段』に乗って登場は、東京から三遊亭王楽さん。
正直馴染みないかたなのだが、三遊亭圓楽門下で実父の三遊亭好楽さんは兄弟子になるそうだ。
実父に弟子入りする例は多いけど、兄弟弟子なのは珍しいほうかと。
大阪では8月に「三代目桂春蝶」を襲名する桂春菜さんは、実父の先代春蝶さんと兄弟弟子ですね。
噺のほうは『やかん』。育ちの良さを感じるなあ。

二番手は襲名したばかりの文三さん。
登場の際、観客からの拍手の数が2番手にしては多かったのは、期待の表れかと。
腰の低い入りとは、つく枝さんのときから変わらず。
『宿替え』は慌てものの旦那と奥さんのやりとりをコミカルに描写。大入りの会場を沸かせていました。

中トリは目当てでもある立川志の輔さん。
マクラはいろいろ長めに振って、小話も披露されました。
噺のほうは『三方一両損』。
噺自体は初めて聴きました。『井戸の茶碗』に出てくる二人を強情の極みにさせたあまり起こるトラブル。
最後は大岡越前が出てきて、そして噺がオチるんですが、白州の二人が云う駄洒落な通常のサゲに対して、大岡越前「それの何がおもしれえんだよ」(笑)
マクラから噺のところどころで「毒のない立川談志(by桂雀々師)」ぶりが出てて(微笑)、愉しめました。

志の輔さんに関しては、来週土曜日の能勢の落語会にも行くので、愉しみにしておきたいと思います。

15分ほどの中入りが明けて登場は、笑福亭三喬さん。
マクラは短めで噺のほうへ。間抜けな泥棒が出てくる『転宅』へ。
三喬さん独自のクスグリと間合いで、会場を沸かせていました。

そしてトリは月亭八方さん。
こちらもマクラは短めで噺のほうへ。
『大丸屋騒動』は生では初めて聴く噺。
後半の芝居がかったところでは踊りを披露される場面もあり。
失礼ながら様になっていたのは意外でした。
そしてラストの緊迫した場面に、クスグリを入れる間合いは絶妙やったです。

私の隣席の女性2人は、志の輔さん終演後、会場を後にされたようで、おそらく「志の輔ファン」なのかと思いましたが、この八方さんの噺を聴いてないとは、半分しか愉しめていないようなもんやと思いました。

午後9時終演。

普段はここはミュージカルとかお芝居の会場で900席ほどの客席は満員。
客席は前後の間隔狭かったけど、傾斜も適度にあって、椅子も座りやすかった。
ええ会場やと思いました。


リンク:梅田芸術劇場