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「サントリーミュージアム[天保山]」で現在、開かれている「安藤忠雄建築展2009」を先日、仕事帰りに観て参りました。
平日の仕事帰りに訪れた天保山へ。
地下鉄中央線の大阪港駅から徒歩数分。
平日の夜ということもあって、とても空いていました。

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この展示会のサブタイトルが「対決、水の都。大阪vsベニス」。
水の都として世界に名をとどろかせている「ベニス」に負けないモノを創ったろうやないかという意図なのらしい。

入場して先ず目を惹くのが桜宮から中之島にかけての大川(旧淀川)の両岸の模型。

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精巧に拵えられた紙の模型に圧倒される。阪大の学生の協力を得たそうだがとても時間がかかったんやろうなと思う。この展示会、朝日新聞社が協力しているためか、まだ着工されていない中之島の朝日新聞ツインビルの模型もありました(笑)

模型のほかには、大阪都心部の航空写真が展示されていましたが、写真を見ると、かつては水の都といわれた大阪が、川が埋めたれられ、緑も少ないコンクリートジャングルの大阪。都心に緑が多い東京とはここが違う。息苦しくなるほど。
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その緑が少ない大阪に対して、安藤さんの提案は、川の両岸にサクラの木を植える。世界最長の桜並木を実現させたいらしい。川岸一杯にビルが建っているところ、木を植えるスペースがないところは、ビルの壁面に蔦を這わせる「壁面緑化」を進めるという。
それを自治体の協力(要は税金)ではなく、市民主体で進めていくという。ビルの壁面緑化はビルオーナーに協力を求めるという。桜並木は市民の募金でという。
あくまで市民で、民間でというもの。
大阪で生まれ育った安藤さんらしい提案だと思いました。

3年前に開場した「天満天神繁昌亭」が税金に頼らずに民間の募金だけで建設できた(総工費2億円)のは大阪の人間として誇りと思っているし、「大阪城天守閣」「通天閣」も民間の募金で拵えた。
役所をアテにしない自主独立の精神。我々の力で・・というのが大阪の心意気。

安藤さんの提案はぜひ実現してほしいと思いました。

ほかには安藤さんが手がけられた建造物の写真と模型が展示されていました。安藤さん設計の建物はコンクリートが剥き出しのものばかりで、私自身の好みではないのですが、ただ、そのいずれも「水」を巧く取り込んでいること。それが美しくて。


なお、この展示会は、7月12日()までとなっています。
安藤さん本人による「ギャラリートーク」があるようで、最終週の7月11、12日にもあるようです。
「ギャラリートーク」の日程は以下の通り。

7月11日()15:00〜、16:30〜
7月12日()11:00〜、12:30〜、14:00〜


リンク:サントリーミュージアム[天保山]@サントリー

おまけ
5ea47a77.jpg「サントリーミュージアム」の最上階には、ラウンジがありましたので、寄っていました。

大阪湾から六甲連峰を臨む、180度のパノラマ。日没〜夜に行ったらムードたっぷりやと思いました。
ただ、平日夜なので、私以外がもう一組しかいませんでした。

サントリーの建物なので、サントリー系の飲み物は充実していました。
角瓶のハイボール「Dハイ」を頂戴して、帰路につきました。

リンク:スカイラウンジ フード&ドリンク サントリーミュージアム[天保山]@サントリー