19日放送の「日曜落語なみはや亭」@ABCラジオを山梨から帰路の車中で拝聴しました。

番組の前半は昨年口演の林家染二さんの『片棒』を短縮版で、その後は8月8日()にNGKなんばグランド花月で独演会(恒例の88文珍デー)を開く桂文珍さんへのインタビュー。
インタビュー内容は、朝日新聞(下記リンク参照)ほか掲載された記者会見での内容とだいたい同じ。
・・・以下、一部放送内容と食い違いがあるかと思いますが、クルマを運転しながらの拝聴だったので、メモとってないので、記憶を辿りながらの書いていることをご理解下さい。

独演会で演じるのは三席とも古典。

『天王寺詣り(まいり)』は師匠の五代目桂文枝さんの十八番。
インタビューの最中に文枝さんの物真似で『天王寺詣り』のさわりを口演するサービスも(笑)
この噺を師匠から稽古をつけてもらうとき「きょうはしんどいから『天王寺詣り』やるわ」というエピソードがあったそうで。そんな状況で秀逸な噺を稽古をつけてもらうのはめっけもん。
今年5月の文三襲名披露@NGKでも、この噺をかけられてました。今後も積極的に聴ける機会があるかと思いますね。

『そこつ長屋』は、「先代の柳家小さん師匠の十八番であり、あまりにも素晴らしかったので東京の若手がなかなかできなくなっているので、上方の噺家にとってはチャンスである」と。
そこで稽古をつけてもらおうとしたが「既に小さん師匠は亡くなられているので、孫の柳家花禄君に稽古をつけてもらった。大先輩から教えてもらうと、なかなか手を加えられないが、花禄君からだったので、演出を変えやすかった」とのこと。

『風呂敷』も上方ではなかなか聴く機会がない噺。こちらは古今亭志ん生師(故人)の得意だったそうで。
こちらも演出を変えるそうです。
(この会は観賞予定なので、詳しくは当日現場での愉しみにしたいと思います。)

なお、文珍さんによると、「間男ネタ」は全国どこでやってもウケる不滅のネタだそうで。そそっかしくドジを踏むあほな男が出てくる噺が女性によくウケルのらしい。そういえば、文珍さんの会は女性が多くこられています。女性といっても若い人よりオバちゃんが多いけど(笑)そういったかたがたが共感するのかな。
あと地方によってはウケない噺もあるそうな。経済(お金)が絡む噺がアカンそうです。
#『壺算』とかがアカンのやろうか?
全国47都道府県を回られて肌で感じたコメントなので、説得力が違いました。

あと、独演会のゲストには東京から柳亭市馬(りゅうてい・いちば)さんが登場とのこと。
市馬さんは歌が上手いそうで。市馬さんが噺の中で美声を披露する『片棒』を文珍さん自らリクエストしたとのこと。
市馬さんの美声を含めて、当日を愉しみにしたいと思います。


リンク:桂文珍「伝説」に挑戦 8月8日に恒例の独演会@朝日新聞

(2008.8.10 20:53追記)
ゲストですが「柳家三三」さんでなく「柳亭市馬」さんの誤り。
修正しました。