25e3d80d.jpg8月1日土曜日は新世界は地下鉄動物園前駅前の「動楽亭」での昼席へ。


地下鉄御堂筋線動物園前駅の1号出口上がる。
大きな道を進むと一つ目の信号。道を左に行くとJRのガードから先は新世界のジャンジャン町。
右の横断歩道を渡ると、「動物園前1番街」商店街。飛田(とびた)へ至る。
その信号の真ん前にあるのが会場が入っているマンション。

マンションは桂ざこばさんの親族が建てたもの。1階はコンビニで、上の2階の壁をぶち抜いて、ざこばさんが借り入れ、100席入る寄席小屋にしたそうです。
(地図は米朝事務所のホームページより。)

動楽亭への地図


舞台の正面には米朝さん筆の額が。天満天神繁昌亭と同じく「楽」なんですが、繁昌亭と違い「楽」の字が沢山書かれている・・・席亭ざこばさんの要望なのか?(笑)

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開場してから、月に頭から10日ほど、米朝一門で実験的に昼席興行を行っているそうです。
その8月席の初日に行ってきました。
入場料は当日2000円。また10日通しの前売りを売っているようです。

昼席は満員にならずに、午後2時の開演。

この日の演目は以下の通り。

子ほめ』桂さん都
手水廻し』桂雀五郎
動物園』桂こごろう
青菜』桂米團治
(中入り)
借家怪談』笑福亭呂鶴(ろかく)
片棒』桂わかば
悋気の独楽』桂米輔

開口はさん都さんで『子ほめ』、次の雀五郎さんは『手水廻し』。
ともに何度も口演されているようで、言い淀むところなかったです。会場のウケもよかったです。

こごろうさんはマクラを振らずに『動物園』へ。
動物園前の動楽亭での最初の口演?だから『動物園』になったのか(笑)
「桂こごろうの虎になっての歩き方教室」状態でした。さすがオーソリティ(笑)
くずぐりも盛りだくさん。

米團治さんは実父・米朝さんの経過報告(脳幹梗塞)の後、自身の失敗談のエピソードをマクラに『青菜』へ。
米團治さんの口演の『青菜』はCDで聴いたことがありましたが、生は初めて。
他の演者さんにない、華や艶っぽさがあって、奥様の手をつく様から台詞まわしは非常に上品やったです。

約10分の中入り。
演者が書かれた名ビラが裏返しされ、白紙にされた後、登場してきたのは笑福亭呂鶴さん。
元々のメンバーになかったけど、酒席で一緒になった席亭ざこばさんより、昼席出演のオファーを直接受け、快諾。今回の”ゲスト”出演が実現したそうです。
ちなみにオファーを受けた次の日にざこばさんに確認したところ、「そんな話したか」と出演オファーの話は忘れられていたそうですが(笑)
噺のほうは『借家怪談』。呂鶴さん自身は上品な語り口なんですが、噺の中に出てくる家を借りにきた人の2人目のほうの凄みは、六代目松鶴師を彷彿とさせました(笑)

わかばさんは『片棒』(ここでは睡魔と葛藤してました(汗))。

トリは米輔さん。東京でタレントとして活躍しているのは桂米助さんです。
『悋気の独楽』は飄々とした感じを愉しむことができました。

午後4時20分ごろ終演。

ここはマイクを使わず地声で拝聴します。
噺の場面によって変えられる声の強弱など、マイクを通してだとわかりづらい噺家さんの演出を愉しむことができます。
あと繁昌亭やNGKのように前売りを求めないと入りづらいことはないので、気軽に行けるのは大きいですね。
昼席は今後も続けてほしいです。


リンク:動楽亭 寄席情報@米朝事務所


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