大阪市営地下鉄の車両に掲出されている映画『ゼロの焦点』とサラヤの甘味料「ラカントＳ」とのコラボ広告。「ラカントＳ」はカロリーゼロというのがウリで、映画とは「ゼロ」で共通するとのこと。
映画のほうは14日に公開されている。
松本清張の原作で、何回か映画化もされているようですが、今回は３人の女優を前面に出した配役にしているようですね。
私は左の「木村多江」が気になりますが・・・（笑）
リンク：
・映画『ぜろの焦点』公式サイト
・ラカントSプレゼントクイズ／カロリー0の自然派甘味料『ラカントS』
大阪市営地下鉄の車両に掲出されている映画『ゼロの焦点』とサラヤの甘味料「ラカントＳ」とのコラボ広告。「ラカントＳ」はカロリーゼロというのがウリで、映画とは「ゼロ」で共通するとのこと。
映画のほうは14日に公開されている。
松本清張の原作で、何回か映画化もされているようですが、今回は３人の女優を前面に出した配役にしているようですね。
私は左の「木村多江」が気になりますが・・・（笑）
リンク：
・映画『ぜろの焦点』公式サイト
・ラカントSプレゼントクイズ／カロリー0の自然派甘味料『ラカントS』
コメント一覧 (8)
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- 2009年11月20日 01:06
- みのさんへ
私は原作本を上回る内容の映画の作品に出くわしたことがありません。
そもそも、本と映画とは、情報量で圧倒的に違いますし、原作を読んだときの印象が強く残ってて、その印象と違う配役や演技をされたとき。その他諸々。
ある知人（非ネット系）が、映画は原作とは別もんとして、映画にしたら、どないエディットされているのやろうという視点で見に行くねん、てな話をしていました。
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- 2009年11月20日 07:27
- この三女優の中で演技力は中谷美紀が一番で間違いないでしょう。
木村多江も良いのですけど、幸薄い役ばかりが定着しまって可哀相な気がします。広末・・・ノーコメント。
私にとって原作より映画の方が良かった作品として”砂の器”があります。
原作は只の殺人事件でしたが、映画はそれに脚色して壮大な人間ドラマになっています。
遍路シーンでは日本の美しい四季折々の風景と見事な音楽が交錯して、どんどんと映画に引き込まれます。
私はこの映画に感化され、秋田の羽後亀田と島根の亀嵩の両方へ行きました。監督は野村芳太郎、脚本は松山善三。凄いスタッフたちですから、偉大な作品となるのは当たり前かも。
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- 2009年11月20日 20:39
- MASARU様〜なるほど…映画と原作はある意味「別物」として楽しむ、そういった姿勢もおおいにアリ！ですよね。…よし行ってみようかしらん。
キース様〜はいっ同感です！「砂の器」…本当に映画の方が胸に迫りました。映像の力を痛感させられました。あとから原作を読んで拍子抜けしちゃった記憶があります(微笑)。
みの拝
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- 2009年11月21日 08:12
- コメントありがとうございました。
松本清張作品へのみなさん、深い思い入れがあるようで。
『砂の器』は機会があれば、拝見したいと思います。
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- 2009年12月03日 23:40
- で、忙中閑あり、見て参りました。結構よろしかったであります。
ヒロイン役の広末さん、意外にも「品はあるけど少しダサい(汗)」、昭和30年代良家の女子ファッションがお似合いで、思いつめた様なかたい表情もなかなか。途中からはヒロインというより「進行役」でしたが、それも又、映画としてOKな感じで。
実は主演はこの人！みたいだった中谷さん…こわくて綺麗でした。
薄幸な役の木村さんでしたが、「おいしい」役ともいえ、且つこの解釈ですと一番無垢なる美しい役でもあり…印象深いものがありました。
しかしこの時代の映画は一番、時代考証が難しいかもしれませんね。今の日本とは違うモノが色々あるのに、それを自分より上の世代は全部知って覚えています。うそは描けません。よく整えてあると思いました。
冒頭で戦時中のフィルムがかなり出てきて少しとまどいましたが、確かに「戦争があった」故の悲劇ですから、若い世代には必要な情報でしょうかと。個人的には「立川」のシーンで「クリスマスツリー」と「飛行機の轟音に揺れる警察署のハンコ」に納得でした。あの時代、大きなクリスマスツリーを飾るなんてのは確かに、基地の街でとりわけ目についた風物詩だった筈ですので…しみじみ。
みの拝
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- 2009年12月04日 07:07
- みのさんと同じく私は映画の日に見てきました。
ん〜やはり中谷美紀が一番上手い。
木村多江は艶っぽかったなあ。ベッド（布団）シーンでの”好きや〜”のセリフはドキッと来ました。（笑）
広末、やはりノーコメント。
一つだけ分からなかったのは、何故旦那の背中に大きな傷があったのか？
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- 2009年12月04日 22:16
- キース様〜あの旦那さんの背中の傷には、自分もちょっと演出の処理不足を感じました。
「機銃掃射の傷跡」という設定でしたから、「実際に戦争に行った男性」という事をより強調したかったのかな？身元確認になったのかな？とか想像しましたが、うーん。
それでも、時代を感じさせるクルマや駅の描写に、単に、納得してしまう映画でした。このお話はホント「あの当時限定」だと思うので…
しまった。どうも松本清張作品には思い入れが大すぎる自分です(苦笑)
みの拝
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長じて原作を再読しましたら、結構「破格」というか「破調」というか…単に筋を追うというより、ヒロインの内実の声の響きのような英詩のリフレインが哀切で、第二の主役ともいえる能登金剛の地の、すぐれた描写ともあいまって、胸冷え冷えと痛切な作品でした。又、当時の「原色の街」立川を描く筆致も、都下三多摩な自分にはいわく言い難い感慨もあったり…
構成力や整合性ならば他にも良い清張作品は多々あると思いますが、やはり詩情と哀切さが際だつ「ゼロの焦点」は忘れがたい作品だと思います。
ラスト、確か雪の中をタクシーで長距離走るヒロインの心情に寄り添って読んだ自分としては…今度の映画、行くべきか行かざるべきか。イメージ壊れまくりだったらどうしようとか(汗笑)
みの拝