5417b163.jpg2日土曜日はまず、天満天神繁昌亭での新春特別興行の1回目に行く。

繁昌亭は大阪天満宮の北門前にあり、会場前は初詣客でごった返す中、ぎりぎりに会場入り。
1階席の最後列、車椅子スペースの左側の席で鑑賞。
#正月興行は通常の昼席と違い、指定席。

この回の演目は以下の通り。

狸賽』笑福亭笑子
桃太郎』桂歌之助
七段目』桂米左
マジック 笑福亭智之介
明烏』桂文太
(中入り)
百面相 露の団四郎
四人癖』桂枝女太
はてなの茶碗』六代目笑福亭松喬

開口は女流の笑福亭笑子(しょうこ)さん。
初めて拝む人でした。
前座にしてはキャリアを感じさえる雰囲気やったのですが(たぶん年上かと思った)、後で確認したら、落語は笑福亭鶴笑さんに入門され5年ほどなようですが、それまで腹話術のキャリアが長かったようですね。
話を聴いたら感想としては、まだまだこれからの人なんやと思いましたが、今度は腹話術を見てみたいです。

歌之助さんは『桃太郎』。
マクラは電車に駆け込むおばちゃんの噺。
なんでも演じられている様子。会場を沸かせてた。

米左さんは『七段目』。少々早口やったけど、歌舞伎の所作は流石やったなあ。

智之介さんはマジック。
でもマジックよりトークのほうが印象に残っているなあ。

中トリは文太さん。客席から「待ってました!」「たっぷり」と「文太親衛隊」(?)のみなさん。
噺は何演らはるかと思ったら『明烏』。
文太さんの『明烏』は以前ラジオで聴いたことがあります。
江戸吉原が舞台なこの噺を大坂新町に替え、上方ものに改作されてはった。
弱々しい若旦那をはじめ、登場人物や情景などの描写が絶妙でした。
この口演はCD化されないのかな?(微笑)

中入りには若手の噺家さんが上方落語協会のカレンダーを手売りされていました。
カレンダー販売にはノルマがあるようでしたが、「しぶちん」な観客を前に、販売は苦労されている様子でした。

中入り明けは、団四郎さん。
「百面相」は要は顔藝なんですが、顔藝自体はナンセンスやけど、語り口や雰囲気が上品で。機会があれば、落語のほうも聴いてみたい。

枝女太さんは『四人癖』。
軽快な語り口。
この噺は子供にもウケるんやないかなあ。

トリは松喬(六代目)さんで『はてなの茶碗』。
大坂出身の油屋のヤタケタぶりが強調された感じ。
一門によって、縁者に寄って変わってくるでしょうね。私は茶金さんの上品さが出ているのを好むのですが。

2回目の観客との入れ替えがあるので13時半キッチリに終演。


リンク:天満天神繁昌亭