18c6d38b.jpg26日金曜日は、大阪は福島・聖天通商店街にある「福島八聖亭(はっしょうてい)」での月亭八方さんの落語会へ。
「八聖亭」は八方さんが席亭を務める寄席です。
会場は今回、初めて訪れる所でした。
JR環状線の福島駅から続く「聖天通商店街」を5分ちょっと。途中、あみだ池筋を過ぎ、1つ目の信号を渡ると左手に会場の看板が見えます。
会場は雑居ビルの2階の1室で、50人ぐらい入ればいっぱいのスペースでした。
噺の途中で、外の雨音が壁に当たる音が聞こえたり・・・まあ、そのへんは稽古場なんでコストを落としたのでしょうね。
中は「八」「聖」「亭」と書かれた提灯と八方門下の噺家さんの提灯が飾ってありました。
椅子は、前の数人分以外はパイプ椅子。パイプ椅子が苦手のかたは座布団もってったほうがええでしょうね。

お客さんは地元のご婦人がた(というより、いわゆるおばちゃん)が大半でした。

この日の演目は以下の通り(ネタ出し無し)

ご挨拶 月亭八方
天災』月亭八天
『トクさんトメさん』(創作)笑福亭仁智
『鼻の狂歌』月亭八方

※中入りナシ。

お稽古会でも在るので、ちゃんと下座(お囃子)が二番太鼓を打って、開演。
まず登場したのは、席亭でもある八方さん。
例のフラな感じでさまざまな話題に振られて、会場を和ましてました。話題はこの日、昼間にあったバンクーバー五輪の女子フィギュアスケートのこと。鈴木明子選手は確かに「今くるよ師匠」ぽいなあ(笑)
ほかに自身の高校時代の話。八方さんの高校での2学年上が今、スワローズ監督の高田繁さんだそうで。高田さんて、東京人のぽいけど、出身は大阪は住之江区の「北加賀屋」で。

八方さん降りて登場してきたのは2番弟子の八天さん。

八天さんのマクラの途中でお客さんの出入りがあって、噺に集中できない雰囲気に。気の毒といえば気の毒なんですが、お稽古会やし、そのへんは客に気持ちを切らせないようもっていかんかいてなことなんやろか。
噺のほうは『天災』。主人公の怒っている表情や仕草見てたら、ざこば師からの口伝がベースなのかな?噺自体は八天さん独自の工夫も入れられてました。

八天さんの後は、仁智さん登場。
この会場は、客席の右側にトイレがあり、客席から直接入るようになっています。
で、仁智さんが登場されるや否や、客席左側のご婦人が客席右側のトイレへ。高座の前を横切るもんだから、仁智さん驚いてました(笑)
仁智さんは「待っときましょか」と色々な話題を振って、ご婦人が用を終えられるを待ってました。
雰囲気悪くならずに、和やかに会は進行しました。
噺のほうは自作の『トクさんトメさん』。会場をよう沸かせておられたのは流石。

最後は八方さん。
マクラは短めに『鼻の狂歌』へ。
この噺、上方で演じられるのはとても珍しいはずですが、私自身は以前に聴いた記憶が。
ただ、どこで聴いたか?テレビか、生か?演者がダレなのかが憶えていない(苦笑)
東京では『鼻ほしい』という題の噺なので、そちらで聴いたかも?
戦(いくさ)で自慢の鼻を切られた侍さんが登場する噺ですが、その主人公が「モガモガ」と擬音を出すところがやたらウケてたなあ。私自身の笑いのツボと違ってたので違和感だったんですが(笑)
噺の終盤は知的な歌の詠み合いがあり、もっと大きな会場でじっくり聴きたい噺でした。

午後8時の終演。

会場の福島界隈は、JR大阪駅(梅田)から一駅ですが、下町情緒が残っていました。
バブルのとき、地上げに遭わなかったことが幸いやったなあ。
聖天通商店街には飲み屋さんが多かったです。リーマンやOLが立ち寄るに格好なロケーションでありますね。

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HATTEN WORLD RAKUTEN(月亭八天さんのブログ。携帯電話でも閲覧可能)
福島聖天通商店街