84539d55.jpg歌舞伎のホームグラウンドである東京・東銀座の「歌舞伎座」が今月30日でもって閉場。3年後までに高層ビルとの複合ビルに建て替えられるという。

(画像は今年1月に撮影。)

その複合ビルのデザインは下層は伝統ある母屋造りに上は高層インテリジェンスビル。酷いセンス。

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もともとはビルで劇場を覆う話になっていたそうですが、俳優から反対意見が出たという。そりゃそうだろう。

というか何で高層ビル化する必要があるのか?
歌舞伎座という伝統ある劇場のデザインを変えてまでも都内のビル需要は窮しているのか?

歌舞伎座の思い出といえば、今から10何年前、東京に住んでいたときののこと。今の片岡仁左衛門さんの襲名披露興行を歌舞伎座で観賞したのが初めての歌舞伎鑑賞でありました。
当時は晴海通りを通勤経路にしてて、その仕事帰りに、幕見席で観賞しました。
夜の部で「口上」と「助六」だったかな?
お芝居のほうはウル憶え。
「口上」では今の坂田藤十郎さん(当時の中村雁治郎さん)が「上方歌舞伎」のことに触れられていました。そのとき初めて歌舞伎に「東西」があることを知りました。「片岡仁左衛門」自体上方の大きな名跡なんですね。でも今の仁左衛門さんは東京におられるけど。

その後、大阪に帰ってからも上京した折に、歌舞伎座の幕見席で一幕覗いて帰ることがありました。
確かに古い建物で最上階の幕見席まで、階段しかないとか、いろいろ不便が強いられる建物やけど、唐破風に飾り金具や彫刻など装飾があって、如何にも歌舞伎の本拠らしかった。

ガラス張りのビルとの複合・・・とてもセンスが(苦笑)

京都の南座は今のままで遺してってほしいです。

リンク:
歌舞伎座ホームページ
歌舞伎座、装飾を抑え現代風に 建て替え計画案提出@朝日新聞