15日土曜日は「田辺寄席・昼席」の後は、長居陸上競技場でのセレッソ対ヴィッセル戦へ。
「世界のサッカーを楽しむ期間」の為の中断に入る前の最後のリーグ戦。

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セレッソ対ヴィッセルは5年ぶりの対戦で事前の「関西ダービー」と「香川真司選手ラストマッチ」という触れ込みでセレッソ戦にしては、多めのお客さん。試合前のメインスタンド下コンコースでは楽天カラーのヴィッセルのジャージを羽織った観客もようけ見掛けました。

以前のエントリーで触れたキットカット絡みの看板はヴィッセルゴール裏側売店にて掲げられていました。

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アドリアーノ選手が「全治1ヶ月」という診断もあって、メンバーは以下の通り。
元ヴィッセルである播戸選手がスタメンに。

    播戸
  香川 乾 家長
  羽田 アマラウ
尾亦 上本 茂庭 高橋
   金鎮鉉
(控え)
松井、藤本、清武、酒本、石神、黒木、小松

対するヴィッセルの先発には元セレッソの大久保嘉人選手の名前が挙がっていました。大久保選手はアウエーとしての長居は初。

試合が始まると、
前半からチャンスはあったけど、得点を決められないセレッソ。
後ろをしっかり固めて、カウンターで押し上げるサッカーのヴィッセルに攻めさせられている印象。そして先制ゴールはヴィッセル。茂木選手からのロングパスに反応したボッティ選手に決められました。
しかし「4分」と長めに取られた前半ロスタイムに得点の機会が。右サイドからのクロスボールにゴール前に詰めていた播戸選手が頭で押し込み同点に。その後、ヴィッセルゴール手前で突破を計ったアマラウ選手がファウルを受け、FK(フリーキック)の権利を獲得。
それまでFKは成功していなかったので、期待していなかったのですが、香川真司選手が自ら直接決め、2対1と勝ち越しに成功しました。その瞬間、長居は大歓声でした。

帰宅後ビデオで観たら、サッカー少年の見本になるような綺麗なシュート。ループを描いたシュートは相手GKの裏をかいてゴールマウスに吸い込まれました。

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後半も得点機が絶好位置のボールを受けた香川選手により放たれたシュートがゴールマウスに決まりましたが、ハンドの判定で惜しくもノーゴール。ラストの長居を駆けまくった香川選手は後半の終盤にさしかかったところで足を攣ったようで。交替しました。彼に対して万雷の拍手が降り注がれていました。

一方ヴィッセルの大久保選手は、本来のFWとしてだけでなく、配球役をうけもつなど、得点機を演出してましたが、シュートのほうは枠に入らず空回り。ノーゴールに終わりました。

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試合は2−1でセレッソが逃げ切りました。
他の選手について触れていませんが、尾亦選手も後半途中に交代。激走してた。他の選手についてもなんですが、香川選手への花道を飾ってやろうというのがよくわかりました。

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◆5月15日 大阪長居スタジアム(長居陸上競技場)

C大阪 2−1 神戸
(前半2−1)
(後半0−0)

【得点者】ボッティ(神戸)播戸竜二、香川真司(C大阪)

入場者数:17001人

リンク:試合結果@J's GOAL


その後、セレッソ選手の場内一周を経て、香川選手の壮行セレモニー。試合とのテレビ中継向けのインタビューでは感極まった表情の香川選手でしたが、ここでは笑顔を見せていました。

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挨拶をきっちり決めた後はセレッソ選手に胴上げされ、再び場内一周。
神戸出身でもある彼は、ヴィッセルサポーター席前でも一礼をしていました。

ここ数年の過酷なJ2で闘ってきて彼自身大きく成長したと思います。
次のステージでも大きく飛躍することを祈って。

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というか、簡単にケツ割らんと、気張ってこい(笑)。


その後、香川選手のセレモニーが終わるのを待ってたかのように、一人の選手が登場。一人の選手がセレッソゴール裏に走っていくのが見えたので、誰かな?と思ったら、大久保選手のようでした。
スタンドからは懐かしの大久保選手のコールで応えていました。

大久保選手は一礼した後、その脚でヴィッセルゴール裏まで。
試合は敗戦したのに、サポーターが撤収しなかったのは、彼の登場を待っていたのかな?
ケジメとしてサポーターに挨拶していました。

香川選手と大久保選手のW壮行会でした。

最後は両軍サポーターが相手チームのコールを行い、健闘を讃えて終わりました。

以下は、J's GOALより。
メインスタンドに掲出されていた以下の横断幕はバックスタンドで一緒に観戦していた知人らで誰が拵えたのかと話をしていたんですが、サポーターの手製なんですね。

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リンク:J's GOAL|フォトニュース|[ J1:第12節 C大阪 vs 神戸 ]

以下もJ's GOALより。
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●播戸竜二選手(C大阪):
「先制点の前までは、全然ボールにも絡んでいなかったけど、結構サイドからチャンスとかあったし、3人での絡みもあったから、我慢していたらチャンスは来るかなと思っていたので、それがちょうど、ボールはちょっと難しかったですが、とりあえずどこかに当てようと思って、(同点弾は)飛び込んだ感じでした。
(香川選手のラストマッチなど)いろんな舞台はありましたが、僕としては、こうやってスタメンで使ってもらって、そこで結果を残せるか残せないかで、いろいろ次に、監督やチームメイトの信頼というものが大事なってくるので、そういう意味では真司の移籍前、W杯中断前など関係なく、自分にとっては大事な試合でした。先発フル出場はかなり久々で、あまり記憶にないくらい。いつもは交代させられていたところでしたが(苦笑)。でも、こういうなかで(チームとして)しっかりと3点目が取れて、相手との試合を終わらすというのが、まだできず、ちょっと若さが出たというか、余裕があって、遊んでというところがあったので、これからはああいうところで3点目を取るのが課題。僕も狙ってはいましたが、1点しか取れなかったので、その後、2点目、3点目を貪欲に取りに行ければなと思いました。
真司は素晴らしい選手ですし、こういう舞台で点を取れるというのは誰もができることではない。しっかりと(勝負運を)『持っている』選手だと思います。ドイツでもやってくれると思うし、W杯メンバーに落ちたり、いろいろな経験をしていますが、ドイツで活躍するのを楽しみにしています。僕はあいつが抜けたC大阪でしっかりと結果を残していかなければいけないし、他のメンバーをしっかり引っ張ってやっていきたい」

●香川真司選手(C大阪)
「FKは蹴る予定はなかったんですが、サポーターの力というか、C大阪の力というか、みんなの力でゴールに入ったという気がします。FKはみんなに『蹴ってみれば』と言われて、『じゃあ、やります』と。今日は本当に結果として素晴らしい内容にできましたし、自分の得点で勝ったことが、本当に最高の結果ですし、恩返しできたと思います。
(FKでは)逆を取れれば入る予感がしたので、コースはあまりよくなかったですが、入ってよかったです。(バックスタンドに走ったのは)蹴ったそのままの勢いで、バックもサポーターが座っているし、そのまま気持ちを伝えたいと思って走りました。ユニフォームを脱ぎたくなるくらいうれしかったですが、まだ前半だったから、あそこで脱いだら退場になっていたし(苦笑)。でも、本当にすごくうれしくて、よかったです。泣きそうになるくらいうれしかったですが、泣いてはないですよ(笑)。泣きそうになったけど、あれがロスタイムなら別ですが、後半もあったし、そこでまだ不安も感じてはいたし、そこは自分を抑えました。
試合については、前半立ち上がりちょっと手こずった感じはありましたが、あれだけブロック引かれたら簡単には取れないし、先制もされたけど、今日はやっててすごく楽しかったし、もっともっとこのチームでプレーしたいのが本音なんですが、でも、もっともっと上に行ってやれるチャンスが今あるので。でも、今日やった感じでは、C大阪はもっともっといいサッカーができると思うし、本当にドイツから応援していきたいし、今日は攻撃陣も守備陣もよく頑張っていたと思います。
今日は仙台で一緒にサッカーをやっていたやつとか、神戸で一緒だったやつとか、いろんな人が応援に駆けつけてくれたので、その人たちの前で感謝のゴールを挙げられて、応援に来てくれたことを感謝しています。
(セレモニーのときの母親と祖母を呼んで欲しいとお願いしたのは)自分です。お父さんは恥ずかしいということなので(笑)。なんだかんだいって、一番両親にお世話になりましたし、おばあちゃんは中学校のときに仙台に来てくれて、僕をサポートしてくれたので、本当に両親、おばあちゃんに感謝しているし、もっともっとこれからいい選手になれるよう頑張ります」

●大久保嘉人選手(神戸):
「最初は思うようにプレーできたのですが、途中から左サイドがドフリーで空いていたのに狭い方、狭い方を使おうとして、とられて、というのが多くなってしまった。1−0になっても焦らずにやればいいんですけどね…そのへんがまだまだ足りない」
Q:確かに先制してから受けに回る時間が増えた。
「そうですね、守備の時間が長くて前にいけない状態が続いた。いい時はもっと前からいけるんですけど、それがいけなくてずるずるさがってしまった。セレッソのように個でやってくるチームはコンパクトにしっかり守れば問題ないのに、下がったところにボールを入れられてという相手のやりやすい状態にしてしまった」
Q:足の状態、鼻の状態は?
「膝はもう痛みもないし大丈夫です。鼻はまだ怖いですね。後半途中からFWでプレーしたけど、鼻のことを考えるとやっぱり前の方が怖いですね。後ろから手が入っていたりもするし…センタリングとかかはタイミングよく入れるので突っ込んでいけるんですけど、競るのは怖いです。まだ完璧にくっついていない状態だから」
Q:試合後、両サポーターのところに挨拶に向かいましたが。
「セレッソ大阪のサポーターにもお世話になったし、神戸のサポーターに対しては神戸を代表していくのでその挨拶にいきました。
(サプライズだったのですか?)いや、バスが入って来た時から横断幕を掲げてくれていたので…セレッソのサポーターはみなさん、ほんと優しいので、感謝してます」
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以上。

リンク:
試合終了後の神戸選手コメント@J's GOAL
試合終了後のC大阪選手コメント@J's GOAL