14日土曜日は、京都府立文化芸術会館での「桂都んぼ改め四代目桂米紫襲名披露公演」へ。

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今月6日に桂都丸さんが「四代目桂塩鯛(しおだい)」を襲名したのに合わせて、都丸さんの3人のお弟子さんも襲名、改名されました。
筆頭弟子の都んぼさんは「四代目桂米紫(べいし)」を襲名。京都での米朝一門のホームグラウンドでもある府立文化芸術会館での襲名披露公演でした。
都んぼさんは京都出身なので、襲名公演はまず京都からということになったのでしょう。
こちらのホールは来るのは2度目。天井は高いのですが、客席数はそれほど大きくなく、落語を聴くのにちょうどいいサイズでした。一番後ろの席でもゆったり聴けるのではないかと思います。

この日の演目は以下の通り。

子ほめ』桂とま都改め桂小鯛(こだい)
秘伝書』桂団朝
野ざらし』月亭可朝
(中入り)
<口上>米紫、可朝、ざこば、南光、塩鯛、司会:団朝
強情』桂ざこば
堪忍袋』桂都んぼ改め四代目桂米紫

開口は都丸改め塩鯛門下の3番弟子の小鯛さん。前名は「桂とま都」で「野菜から魚」への改名。
マクラを聴いてると間もよく、今後が愉しみなかたです。

2番手は京都出身の団朝さん。実家が京都市内の商店街の中にあり、何度も住所を唱えておられたので住所を憶えてしまった。帰宅後ググってみたら、ご実家がストリートビューで現れました(笑))。同じく京都出身である先代米紫さんと商店街つながりでゆかりがあったようで。先代米紫さんエピソードを。先代米紫さんがサウナで亡くなったのは知らなかったなあ。

中トリは月亭可朝さん。米朝一門の総領弟子。
マクラでは大いに笑った。何でもこいやなあ。この人には何を言っても野暮。
マクラでは生年月日が同じだった古今亭志ん朝さん(故人)とのエピソードが振られ、その後『野ざらし』を途中まで。志ん朝さんの十八番でもありましたね。

暫く中入りがあって、口上。
こんな感じで配置。

団朝(司会)、塩鯛、ざこば、米紫、可朝、南光。

団朝さんの司会のもと、塩鯛さんは新・米紫さんの人となりを語っておられたけど、他のかたは先代米紫さんとのエピソードのほうが多かったなあ。
それにしても、あの「鬼瓦」は忘れられない・・・。高校のときに観賞した「学校寄席」での米紫さん。私が通っていた学校は行儀がよいとはいえないほうだったので、会場内を騒がしかったところを米紫さん、一喝で沈ませてたなあ。凄い迫力でした。でもそれがあったから、トリに出られた文枝さん(当時は小文枝さんだったか)の『鹿政談』がじっくり聴けたんだけども。
そんな先代米紫さんが忘れられないから、雀々さんの「可愛いベイビー」の替え歌ネタの『可愛い米紫、ハイ!ハイ!』(ハイ!ハイ!の部分は米紫さんの野太い声の物まねが入る)がよくわかるんですが。
口上の最後は可朝さん、ここでも存在感で他を圧倒してた可朝さんでしたが、最後はきちっと締めはった。

ざこばさんは『強情』。ざこばさんの十八番じゃないかと思う。この人の『強情』を聴いたら、他の人のは聴けないくらい。

そして、この日の主役の米紫さん登場。万雷の拍手だったら、とくに緊張されているように思いませんでした。
大師匠ざこばさんを彷彿とさせる、いてまえテイストな喋りは替わらずに、女性の表現がすんごい巧くなったなあという印象だったです。
すんごい若いときのイメージがあるねんけど、キャリア16年。師匠と呼ばれてもええクラスの人なんやな。もっといろんな噺を聴かせてほしいと思います。


リンク:
米紫の独り言(携帯電話からでも閲覧可能)
京都府立文化芸術会館

「京都府立文化芸術会館」へはバスは「府立医大病院前」下車。
京阪電車「神宮丸太町」駅下車。徒歩15分。
クルマだと丸太町通りから寺町通りまたは河原町通りを上がれば、駐車場の案内が見えます。駐車場は30分150円。

住所は京都市中京区河原町通広小路下ル東桜町1。

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