4日土曜日は、長居陸上競技場でのラグビー・トップリーグ開幕節の2試合へ。
近鉄×リコー戦前

会場内外には多くの人が詰めかけてました。会場正面入り口前の近鉄、コベルコの両ブース前もごった返していました。前週末の長居界隈でこの2試合を無料入場できるチラシが配られていたようで。それにしても「無料でもなんでもエエから入れてしまえ」という神経には・・・については後述します。

普段の長居陸上競技場はスタンドと屋根の間に隙間(甲子園の外野スタンドの広告看板とスタンドの間のように)があって、そこを風が通り抜けますので、幾分かは涼しく感じるのですが、現在は「コンサート対応」なのか?防音用のシートで隙間が塞がれていた為、スタンド内はとても蒸し暑かったです。

午後5時に第一試合・近鉄×リコー戦のキックオフ。
リコーは今季下部リーグからトップリーグに復帰した古豪。

第一試合は序盤にリコーがPGで先制するものの、その後は近鉄がペースを握り、トライを重ねました。
注目だったのは近鉄に加入した元オールブラックスのCTBリコ・ギア選手。チームとの連携は完全ではなかったように思いましたが、試合中に時折、スピードある走りを見ることができました。チームにフィットしてきたら、厄介な相手になりそう。
リコーには元近鉄の金栄[金太](キム・ヨンデ)選手が加入してて、古巣相手に果敢なタックルを見せてました。

トンプソンのトライ


(画像は後半の近鉄・トンプソン選手のトライ)

さて続いて本命の第二試合・コベルコとクボタの同業対決(笑)。

コベルコのメンバーは以下の通り。
新加入選手は赤字にしてみました。
正面健司選手と伊藤鐘史選手は昨季加入しましたが、制限かかって今季解禁になったので、赤字にしました。

  平島 松原 山下
   林   谷口
 伊藤(剛) ブラッキー
    マパカイトロ
     佐藤
    グラント
小笠原 今村 大橋 大畑
     正面
(リザーブ)
HO村上、PR山内、LO植村、FL伊藤(鐘)、SH猿渡、CTB山本、アンダーソン

試合は開始5分に小笠原選手のトライで先制した後しばらくはクボタのペースでずっと自陣に。しかしディフェンスが堪えて、PG1本に失点を抑えると、後はコベルコのペースでした。
相手陣内でのスクラムからマパカイトロ選手がサイドアタックしそのままトライを挙げると、その数分後には、自陣で相手ボールをターンオーバーすると、バックスに展開。最後はマパカイトロ選手が40mの独走トライ。前半は15対3で折り返し。

後半もコベルコのペース。
開始5分に相手ゴール前でのモールを押し込みラックへ.ラックから伊藤剛臣選手が持ち出し、そのままトライ。伊藤剛臣選手は最年長トライ記録を更新したようです。その後グラント選手のコンバージョンゴールがこの日初めて決まりました。

後半11分には、クボタゴール前中央付近でのスクラムからクボタの選手がインゴールで蹴りだそうとした球を大橋由和選手が猛然とチャージした後、そのまま押し込みトライ。

さらに後半26分には、グラント選手からの逆サイドへのキックパスに反応した途中出場のアンダーソン選手がキャッチしそのまま左隅にトライ。クボタを突き放しました。

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バックスに新加入した正面選手と小笠原選手のコンビネーションががばっちり。正面選手の加入でバックスに安定感が増したように感じました。キャッチミスはなかったし、トヨタ時代にも見せていたカウンターアタックなどでチャンスメークしていました。

この日は大きなミスはなかった(2人のシンビンはあったが)です。スクラムもラインアウトも安定してたと思います。

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前半、ディフェンスがしっかりきばってクボタの攻撃をPG1本に防いだのが大きかったと思います。

ともあれ、昨季ノートライに抑えられた相手をノートライに抑え、雪辱を果たしたのは格別でした。

なお、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)は、大橋選手が受賞。

MOM大橋


◆9月4日 大阪長居スタジアム(長居陸上競技場)

第一試合
近鉄 30−14 リコー
第二試合
神戸製鋼 34−3 クボタ
(前半15−3)
(後半19−0)

リンク:
第一試合結果@トップリーグ公式サイト
第二試合結果@トップリーグ公式サイト

おまけ
この日はコベルコ、クボタスピアーズ両軍のマスコットが長居に来ていましたが、とくにクボタスピアーズの馬のようなマスコットがとても平身低頭でサービス精神旺盛でした。バク転できないのに挑んで、観客の笑いを誘い、和ませたほか、ノーサイドの後の挨拶でもほのぼのムードを醸し出していました。私の後ろで観戦していたラグビーファンのご夫妻も、彼の対応に非常に感心していました。