15日土曜日は「田辺寄席」初席の夜席へ。
第557回田辺寄席
会場に入ると、も〜やんさんが来ておられ、声をかけていただきました。

寒い夜の夜席だったので、会場の客席はぎっしり詰まることなくゆったり噺を愉しめました。
会場のエアコンが左側の壁に設けられているので、客席の左半分がやたら”人口密度”が高かったです(笑)

この日の演目は以下の通り。

開口0番 桂文太
犬の目』笑福亭呂好
須磨の浦風』笑福亭生喬
桃太郎』桂文太
(仲入り)
『悋気の火の玉』桂枝三郎(えださぶろう)
吉野狐』笑福亭生喬

文太さんの「開口0番」は「勘当」について。”きん枝兄さん”はエピソード満載やと思う(笑)。

トップバッターの呂好さんは初めて観る人。老けているなあと思ったら、年云ってからの入門なんですね。
噺は『犬の目』。語り口はしっかりしてたと思いましたが、私が睡魔に勝てず、ウトウト(汗)

そのウトウトしている間に会場内で急病人が発生。
場内は騒がしくなり、いったん生喬さんが登場するも。急病人を客席から救急車で運ぶので、生喬さんは降りられました。

急病人が運び出され、再開。
再び出囃子で生喬さんが登場された。

噺としてはマクラを終えて本編に入る当たりの”中断”だったので、演じずらかったと思いますが、田辺のお客さんは冷静で、生喬さんの噺をしっかり聴いてやろうというスタンスやったんで、客席はすぐに中断前の雰囲気に戻りました。
『須磨の浦風』は風流な演題の割に噺は下ネタ(笑)
松喬一門のみなさんは声量多く聞き取り易いかたが多いのですが、今回はサゲが聞き取りづらかったです。
噺の後は「初席」ということで、踊りを披露されました。

文太さんは『桃太郎』。ませた子供はいつの時代にもいたんだろうけど、私自身は噺を聴きながら理屈っぽい若手社員に手を焼いたことを思い出しました。

仲入りは「初席」恒例の善哉(お汁粉)が披露されました。
年配者が多いので、あっさり仕立てで餅も小豆も旨かったです。
土日3席の来場者分のお善哉を振る舞われるのですが、毎年凄いと思う。賭けているのが伝わってくるんですよ。
ごちそうさまでした。

仲入り明けて、枝三郎さん登場。枝三郎さんは初めて聴く人。
噺はマクラを長めに振られた後『悋気の火の玉』へ。東京のほうでよく口演される噺で、もともと上方でなかったと思う。枝三郎さんにより移入されたんでしょう。
でも上方落語としても違和感なかったです。

生喬さんの2席目は『吉野狐』。初めて聴く噺で、お芝居にしてもオモロイやろうなあと思ってたら、藤山寛美さんの主演で上演されたようですね。この噺でも終盤が早口で聴き取りずらかった。好演だっただけに惜しい。

リンク:田辺寄席