中村武生とあるく洛中洛外京都の大垣書店で見つけ、購入しました。

この本は2008年4月から09年3月にかけて「京都新聞」の市民版(地域面)に週一で掲載されたものを一冊にまとめたもので、京都市全11区の歴史史跡をフリーの歴史地理史学者である中村武生(たけお)さんと京都新聞の記者さんが巡り、対話形式で話が進められていました。
一般紙の地域面の読者が対象なので、対話が堅くなく、肩をこらずに読むことができました。

1200年の都である京の歴史の痕跡を巡っているのですが、記事のみだしを拾うと。

・地下に眠る平安宮内裏。
・天皇陵と紫式部墓。
・「室町時代」誕生の地。
・信長上洛のバイパス。
・「明智光秀」の逃走ルート。
・御土居堀を考える。
・新撰組ゆかりの地をめぐる。etc

上記以外だと城下町であった伏見の地名にかつての大名屋敷が地名で残っていたりとか。京都は先の戦争で大きな被害を受けてないこともあって、市内各所に歴史の痕跡が数多く残っているんですな。それが改めて判る一冊でした。

掲載されている地図も判りやすく、この一冊を片手に京都市内を歴史散策なんてのもええ感じであります。

書名:中村武生とあるく洛中洛外
著、監修:中村武生
編者:京都新聞社
出版社:京都新聞出版センター
ISBN:9784763806352
発行年月:2010年10月

リンク:
中村武生とあるく 洛中洛外@京都新聞出版センター
歴史と地理な日々(新版)中村武生さんのブログ


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中村武生とあるく洛中洛外
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