19日土曜日は、まず近鉄花園ラグビー場での、第48回ラグビー日本選手権の準決勝「神戸製鋼コベルコスティーラーズ×サントリーサンゴリアス」戦へ。




2月中旬にしては暖かく好天に恵まれたこともあり、キックオフ1時間前の開門時には入場を待つ長蛇の列でした。

神戸製鋼グループの動員がかかっていたかどうかはわかりませんでしたが、当日券売り場にも列ができていたので、有料入場者が結構いたんじゃないかと思います。
キックオフ直前はバックスタンドはほぼ埋まっていました。
スタメンは画像の通り。

神戸はFBに正面健司選手が復帰。ほぼベストな布陣。
#大畑選手はスタンドで観戦していました。
試合は開始早々1分にCTB山本大介選手のPGで神戸が先制。

その後はサントリーの素早い展開に苦しめられ、PGで同点に追いつかれてた後は、ディフェンスの裏をとられ、8分にNo8竹本選手。さらに14分にはWTB小野澤宏時選手に50m独走のトライを決められ、3対15。


小野澤選手はほんま速かったです。

しかし神戸はこのまま引き下がらず、22分にゴール直前の再三のラックを支配すると、最後はSH猿渡(さわたり)選手が左隅にトライ。

メインスタンドから遠い位置でのトライで、グラウディングできたかどうか判定に時間がかかりました。
直後の難しい位置のPGは山本選手が確実に決め、10対15。
その数分後に山本選手がPGを決め、13対15と2点差にすると、30分には、自陣ゴール前での相手パスのこぼれ球をターンオーバーし、相手陣内まで展開。最後はラックからFK松原選手が右中間に飛び込み、18対15と逆転。

その後の山本選手のゴールも決まり、20対15。
そのままハーフタイムになればよかったんですが、そうはならず、カウンターから最後は小野澤選手に繋がれ、同点トライを決められてしまいました。小野澤選手はほんまに速い(苦笑)

前半は20対20で折り返し。

後半は先にサントリーが加点。自陣からの緩急つけたカウンター攻撃から最後はSOビシ選手が右隅へトライし、20対25。
しかし神戸は慌てることなく6分にPGで23対25と得点差を縮めたんですが、この後サントリーに得意のループプレーからニコラス選手にトライを奪われると、22分には神戸のボール処理のミスを突かれ再びニコラス選手に奪われました。スコアは23対37。敗色濃厚(苦笑)

ここまでサントリーに6トライも献上。しかし、トライ後のニコラス選手のコンバージョンゴールが精度悪く、失敗が続いたので、得点差は大きく開きませんでした。それは神戸との激しいコンタクトが脚に影響したのでしょう。キックの精度は悪い選手でありませんでした。正直意外でしたし、神戸のディフェンスがそれだけ激しかったと思いました。
しかし残り18分で14点差。リーグ戦では正直諦める点差であったでしょうが、リーグ戦では2点差に詰めましたし、このまま終わらないと信じました。
神戸の選手たちも雪辱を果たしたいという思いが強かったと思いました。
神戸は猛攻に出ました。
29分、途中出場で入ったマカパイトロ選手がハーフウェイ中央付近から体格差を生かして相手ラインを突破すると、ラックから右展開。正面選手が飛ばしパスをWTBアンダーソン選手に通し、右隅にトライ。


ゴールも決まって、30対37と1トライ1ゴール差。しかし同点の場合はトライ数でサントリーが決勝進出となるので、神戸としては8点差以上を奪わなければならない状況。
そしてノーサイドまで残り1分となった39分。ここで相手陣内残り10mラインでペナルティを獲得。これを山本選手がPGを確実に決め、33対37。

この後直ぐに「ノーサイド」を告げるホーンが鳴ると思いましたので、サントリーが蹴ったリスタートのボールを受けた後、繋ぎ続けて、トライまで結びつけてほしいと思いました。
ギャンブルプレーでありましたが、神戸はかつての大舞台でも経験してて実際に成功に収めたこともありましたし、微かに期待をしていました。
しかし・・・。
ここでWTBアンダーソン選手は相手のディフェンスを抜けないと思ったからか、パントキックで相手ラインの裏に出ようとしました。しかし彼のキックは裏に出ず、相手WTBがボールを獲り、タッチへ。
ギャンブルは失敗。ノーサイドとなりました。

33対37。リーグ戦では2点差。今回は4点差。いずれも僅差。
後一歩だっただけに悔しい敗退でした。

◆2月19日 近鉄花園ラグビー場
神戸製鋼 33−37 サントリー
(前半20−20)
(後半13−17)
コベルコスティーラーズはこの敗退で今季を終了しました。
今季はリーグ戦の序盤で連敗が続きました。
とくに雨の加古川での近鉄ライナーズ戦での逆転負けが印象強かった。後半途中でフィットネスでがくっと落ちて、そして、相手に負けたのが悔しかったです。
リーグ終盤や日本選手権ではリーグ序盤と比べて、何人かの若い選手の成長を見られましたし、この敗戦を糧に、来季はさらに上の順位を目指してほしいです。

後、今季新任の苑田ヘッドコーチはサントリー戦の敗退を「自分の責任」と云っていましたが、何も自分自身で全てを背負うことはないです。コーチ陣や選手どうしでもっと役割分担が機能していけばと思います。彼のサポート役がいればと思います。

神戸製鋼グループの動員がかかっていたかどうかはわかりませんでしたが、当日券売り場にも列ができていたので、有料入場者が結構いたんじゃないかと思います。
キックオフ直前はバックスタンドはほぼ埋まっていました。
スタメンは画像の通り。

神戸はFBに正面健司選手が復帰。ほぼベストな布陣。
#大畑選手はスタンドで観戦していました。
試合は開始早々1分にCTB山本大介選手のPGで神戸が先制。

その後はサントリーの素早い展開に苦しめられ、PGで同点に追いつかれてた後は、ディフェンスの裏をとられ、8分にNo8竹本選手。さらに14分にはWTB小野澤宏時選手に50m独走のトライを決められ、3対15。


小野澤選手はほんま速かったです。

しかし神戸はこのまま引き下がらず、22分にゴール直前の再三のラックを支配すると、最後はSH猿渡(さわたり)選手が左隅にトライ。

メインスタンドから遠い位置でのトライで、グラウディングできたかどうか判定に時間がかかりました。
直後の難しい位置のPGは山本選手が確実に決め、10対15。
その数分後に山本選手がPGを決め、13対15と2点差にすると、30分には、自陣ゴール前での相手パスのこぼれ球をターンオーバーし、相手陣内まで展開。最後はラックからFK松原選手が右中間に飛び込み、18対15と逆転。

その後の山本選手のゴールも決まり、20対15。
そのままハーフタイムになればよかったんですが、そうはならず、カウンターから最後は小野澤選手に繋がれ、同点トライを決められてしまいました。小野澤選手はほんまに速い(苦笑)

前半は20対20で折り返し。

後半は先にサントリーが加点。自陣からの緩急つけたカウンター攻撃から最後はSOビシ選手が右隅へトライし、20対25。
しかし神戸は慌てることなく6分にPGで23対25と得点差を縮めたんですが、この後サントリーに得意のループプレーからニコラス選手にトライを奪われると、22分には神戸のボール処理のミスを突かれ再びニコラス選手に奪われました。スコアは23対37。敗色濃厚(苦笑)

ここまでサントリーに6トライも献上。しかし、トライ後のニコラス選手のコンバージョンゴールが精度悪く、失敗が続いたので、得点差は大きく開きませんでした。それは神戸との激しいコンタクトが脚に影響したのでしょう。キックの精度は悪い選手でありませんでした。正直意外でしたし、神戸のディフェンスがそれだけ激しかったと思いました。
しかし残り18分で14点差。リーグ戦では正直諦める点差であったでしょうが、リーグ戦では2点差に詰めましたし、このまま終わらないと信じました。
神戸の選手たちも雪辱を果たしたいという思いが強かったと思いました。
神戸は猛攻に出ました。
29分、途中出場で入ったマカパイトロ選手がハーフウェイ中央付近から体格差を生かして相手ラインを突破すると、ラックから右展開。正面選手が飛ばしパスをWTBアンダーソン選手に通し、右隅にトライ。


ゴールも決まって、30対37と1トライ1ゴール差。しかし同点の場合はトライ数でサントリーが決勝進出となるので、神戸としては8点差以上を奪わなければならない状況。
そしてノーサイドまで残り1分となった39分。ここで相手陣内残り10mラインでペナルティを獲得。これを山本選手がPGを確実に決め、33対37。

この後直ぐに「ノーサイド」を告げるホーンが鳴ると思いましたので、サントリーが蹴ったリスタートのボールを受けた後、繋ぎ続けて、トライまで結びつけてほしいと思いました。
ギャンブルプレーでありましたが、神戸はかつての大舞台でも経験してて実際に成功に収めたこともありましたし、微かに期待をしていました。
しかし・・・。
ここでWTBアンダーソン選手は相手のディフェンスを抜けないと思ったからか、パントキックで相手ラインの裏に出ようとしました。しかし彼のキックは裏に出ず、相手WTBがボールを獲り、タッチへ。
ギャンブルは失敗。ノーサイドとなりました。

33対37。リーグ戦では2点差。今回は4点差。いずれも僅差。
後一歩だっただけに悔しい敗退でした。

◆2月19日 近鉄花園ラグビー場
神戸製鋼 33−37 サントリー
(前半20−20)
(後半13−17)
コベルコスティーラーズはこの敗退で今季を終了しました。
今季はリーグ戦の序盤で連敗が続きました。
とくに雨の加古川での近鉄ライナーズ戦での逆転負けが印象強かった。後半途中でフィットネスでがくっと落ちて、そして、相手に負けたのが悔しかったです。
リーグ終盤や日本選手権ではリーグ序盤と比べて、何人かの若い選手の成長を見られましたし、この敗戦を糧に、来季はさらに上の順位を目指してほしいです。

後、今季新任の苑田ヘッドコーチはサントリー戦の敗退を「自分の責任」と云っていましたが、何も自分自身で全てを背負うことはないです。コーチ陣や選手どうしでもっと役割分担が機能していけばと思います。彼のサポート役がいればと思います。